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ここのところ、「iPhoneのアップデート中に強制終了してしまって、iPhoneが『support.apple.com/iphone/restore』というiTunesにつなぐ画面から動かなくなってしまった」ユーザーが、iOS 10.3.1が最新版の現在、妙に増えています。
「iOS 10.1.1」がリリースされた際は、アップデートが途中で失敗してしまって、同じ画面から動かない、というタイプが多かったのですが、今回は「自ら強制終了をしてしまって」という人が目立ちます(とはいうものの「大量」というわけではなく「今までに比べて多い」という程度)。
この問題について。
目次
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ソフトウェアアップデート中にiPhoneの電源を切ってはいけない
まず大前提として、ソフトウェアアップデートの最中に、iPhoneの電源を強制的に切る操作をしてはいけません。
ソフトウェアアップデート中は、普通のアプリのアップデートとは違い、iPhone本体を動かす部分の更新が実施されており、中途半端な状態で更新が中断されてしまうと、iPhone全体の動作に問題が発生し、最悪の場合iPhoneが完全に利用できなくなってしまう可能性もあるからです。
「強制再起動」→「iTunesに接続エラー」の人が増えた原因について
なぜ今回の iOS 10.3.1 でこの報告が増えているのか考えてみたのですが、大きく分けると以下の2つがありそうです。
「強制再起動する人そのもの」が増えた
まず一つ目は、アップデートにかかる時間が長かったから、待ちきれずに(止まってしまったと思って)強制再起動をする人が増えた、という可能性です。
最初に思い浮かんだのですが、こんな影響が出るほど長かったっけ、という気もします。
強制再起動したとき問題に遭遇する「率」が上がった
そしてもう一つの可能性が、強制再起動の操作が、iPhoneが使えなくなる結果を引き起こす率が上がった可能性です。
強制再起動をする人自体は増えていなくとも、強制再起動をしたときに、「support.apple.com/iphone/restore」画面に陥りやすくなっている、という可能性は、iOS 10.3.1へのアップデート(特にiOS 10.2以前からのアップデート)の差分にファイルシステムの変更が含まれていることからも、考えられそうな気がします。
これらの可能性が考えられるものの、どうして増えたのか、はっきりしたところは分かっていません。単なる誤差の範疇の可能性もあります。
エラーの意味と対策について
対策やエラーの意味については、以前の記事を参考にしてください:iPhone「support.apple.com/iphone/restore」エラーの意味および表示される原因と対策について(iOS10)
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