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本日、「Twitterのプライバシーポリシーを更新します」というメッセージがTwitterアプリを起動した際に表示されるようになっており、多くのユーザーがその画面に遭遇しています。
しかし、この見慣れない画面が突然表示されて、「『許可する』ボタンを押して大丈夫?」「17歳未満だけど、使えなくなっちゃったりしない?」などの疑問に思って、先に進めない利用者も多いようです。
そこで今回は、この画面が表示されたらどうすれば良いの?について説明します。
目次
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「Twitterのプライバシーポリシーを更新します」
Twitterアプリを起動した際に表示されるのは、次の画面です。
Twitterのプライバシーポリシーを更新します。Twitterコンテンツが掲載されるサイトへの訪問履歴に応じて、ユーザーにとってより関連性が高いツイートや広告の表示を開始する予定です。また、既にユーザー向けにカスタマイズしている広告の改善に向けて広告パートナーと連携していきます。ユーザーのデータ管理機能も強化しました。
[許可する]
[設定を確認する]
「許可する」というボタンがありますが、表示される文章に「許可してください」や「してもよいですか?」のような、「許可」に対応する記述がなく、何のことだかかなり分かりにくい文章となってしまっています。
また、「許可する」に対応する形でもう一つ用意されているボタンが「設定を確認する」であり、「許可しない」ボタンでないことがまた難しさを高めています。
このメッセージの意味
このメッセージには、3つの内容(お知らせ)が含まれています。
「プライバシーポリシーを変更予定です」というお知らせ
一つ目は、「Twitterのプライバシーポリシーを変更します」というお知らせです。
プライバシーポリシーについて「更新します」と書いてある一方で、この次の広告の出し方を工夫する機能については「開始する予定です」と書いてあるのですが、実は「プライバシーポリシー」も「予定」の話です。
というのも既にプライバシーポリシー自体は改訂版が公開されているものの、効果を発揮するのは来月の6月18日以降、となっているからです。
本プライバシーポリシーの改訂を2017年6月18日に実施しました。新しいプライバシーポリシーはこちらでご覧いただけます。ユーザーは、6月18日以降も引き続き当社のサービスを利用することにより、この改訂版プライバシーポリシーに同意するものとします。変更の概要は、当社のヘルプセンターでご確認ください。 (引用元)
「Twitterではないサイトの訪問履歴が広告の表示に活用される予定です」というお知らせ
2つ目は、広告やツイートの表示などに、Twitter以外のサイトの訪問履歴も活用するようになります、というお知らせです。
今回のプライバシーポリシーの更新は、この新機能をリリースするために必要となった変更のようです。
「プライバシー管理系の設定項目が増えました」というお知らせ
そして3つ目は、プライバシーポリシーの改定や、広告表示の高機能化を見越して、プライバシー設定の項目を強化しました、というお知らせです。
Twitterアプリの設定の「プライバシーとセキュリティ」の中に、「Personalization and data」という新しい設定項目が追加されています。
Personalization and data
Control how Twitter personalizes content and collects and shares certain data.
※英語で表示されましたが、そのうち日本語で表示されるようになると思われます。
「許可する」ボタンの意味が分からない問題
ここでややこしいのが「許可する」ボタンです。
大ざっぱに読むと、2つ目のお知らせの「ユーザーにとってより関連性が高いツイートや広告の表示」をする新機能について許可を求めているように見えますが、あくまで「予定のお知らせ」なので微妙に合いません。
次の文にある「広告パートナーと連携しています」というのも、現在の状況説明(お知らせですらない)であって、許可を求めているわけではありません。
そして、「データ管理機能も強化しました」についても、許可がどうこうという話ではありません。
英語だと「Sounds good」ボタン
この通り、「何を許可するボタンなの?」が不明確です。
しかしそれもそのはずで、気になって探してみた「英語の場合」の表示を読むと、その雰囲気が分かります。
大事な部分は、「許可する」ボタンが英語だと「Sounds Good(いいですね/いい感じ/良さそう)」ボタンだ、ということです。
We're updating our privacy policy to bring you a more personalized Twitter experience. We'll soon be making Twitter more relevant by using your visits to sites with Twitter content. And we've given you even more control over your data.
[Sounds good]
[Review settings]
なので、そもそもこの「許可する」を押したから何かが発動する、というボタンではなく、「分かった」くらいのボタンなのです。
これで、「許可する」と一緒に表示されている「設定を確認する」が「許可しない」じゃないことにも納得がいきます。
極端な日本語で言えば、これら2つのボタンは、「設定を確認しない」ボタンと「設定を確認する」ボタンだった、というわけです。
「許可する」をタップして大丈夫?
したがって、「許可する」ボタンをタップしても、特に何か問題が起こるわけではありません。
「設定を確認する」
そして「設定を確認する」を押せば、今回新しく作成された設定を確認・変更することができます。
カスタマイズとデータ
このページのすべての設定を有効または無効にできます。
広告をカスタマイズ
この設定をオンにすると、Twitterの内外で興味に合わせた広告が表示されます。[詳細はこちら]
すべての端末間でカスタマイズ
Twitterの表示内容は常に、ログインに使用したすべての端末間でカスタマイズされます。この設定をオフにした場合、これまで使用した他の端末の記録が消去されます。[詳細はこちら]
位置情報を元にカスタマイズ
Twitterでは、関連性の高いコンテンツを表示するため、登録した場所や現在地などの情報が常に使用されます。これにより、行ったことのある場所に基づいてTwitterがカスタマイズされます。
Twitterコンテンツを閲覧したウェブの場所を追跡
Twitterはこのデータを使用して表示内容をカスタマイズします。このウェブ閲覧履歴とともに名前、メール、電話番号が保存されることはありません。[詳細はこちら]
一部のパートナーを通じてデータを共有
この設定をオンにすると、Twitterが一部のパートナーを通じて特定の個人データ(名前、メール、電話番号が含まれることはありません)を共有できるようになります。
Twitterデータを見る
プロフィール情報とアカウントに登録されたデータを確認し、編集します。
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