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iPhoneに「iPhoneのバックアップ未作成」という通知が表示された後、「iCloudバックアップ」を「今すぐバックアップを作成」から手動で実行してみたところ、いくら実行しても「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」エラーになってしまい、バックアップに失敗してしまう状態になってしまいました。
このときに色々試した対策などについて、ここにメモしておきます。
結果、現状は未解決状態です。
目次
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「iPhoneのバックアップ未作成」通知
まず最初にiPhoneに表示されたのが、次のシステムからの通知です:
設定
iPhoneのバックアップ未作成
このiPhoneは過去2週間バックアップが作成されていません。バックアップは、iPhoneが電源に接続され、ロックされ、Wi-Fiに接続しているときに作成されます。
「設定」アプリを開いたすぐのところに表示された「iPhoneのバックアップ未作成」をタップすると、次の「Apple ID設定の提案」画面が表示されます。
Apple ID設定の提案
iPhoneのバックアップ未作成
このiPhoneは過去2週間バックアップが作成されていません。バックアップは、iPhoneが電源に接続され、ロックされ、Wi-Fiに接続しているときに作成されます。
[バックアップ設定]
[OK]
「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」エラー
ここで「バックアップ設定」をタップすると、「バックアップ」画面が表示されます(※「設定>ユーザー名>iCloud>iCloudバックアップ」からも同じ画面が開けます):
バックアップ
iCloudバックアップ
このiPhoneが電源に接続され、ロックされ、Wi-Fiに接続されているときに、アカウント、書類、ホーム構成、および設定などのデータが自動的にバックアップされます。 [詳しい情報...]
[今すぐバックアップを作成]
最後に行ったバックアップを完了できませんでした。
iCloudバックアップは電源に接続され、ロックされ、かつWi-Fiに接続しているときに作成されます。
この画面に、「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」というエラーが表示されており、これがバックアップに失敗していた直接的な原因となっているエラーメッセージのようです。
そして、実際に「今すぐバックアップを作成」をタップしても、「バックアップを作成中(残り時間を計算中)」が短い時間表示された後、まだ同じエラー表示に戻されてしまいます。
試した対策
これについて、いくつかの対策を試してみました。
iCloudバックアップを停止
すぐ上にある「iCloudバックアップ」の設定をオフにすると、「iCloudバックアップを停止(iTunesと同期するときに、iPhoneのバックアップが自動的にコンピュータに作成されます)」という確認画面が表示されるので、それに「OK」と答えることで、一度iCloudバックアップを無効化する設定変更をしてから、もう一度有効に戻してみました。
しかし、症状は改善されませんでした。
既存バックアップの削除
「設定>(ユーザー名)>iCloud>ストレージを管理>バックアップ」から、iCloud上に保存されているバックアップファイルを確認してみると、そこには前回成功した「このiPhone」のバックアップと、このiPhoneに機種変更(データ移行)する前のiPhoneの、古いバックアップファイルが存在することが分かりました。
そこで順番に「このiPhone」のバックアップを削除、古いバックアップの削除、と行ってみましたが、それぞれ症状は改善されず、効果がありませんでした。
iPhoneの再起動
iPhone本体の再起動も、効果がありませんでした。
Wi-Fiのオン・オフなど
また、ネットワーク周りを試すために、「Wi-Fiのオン・オフ」「機内モード+Wi-Fi」「無線LANルータの再起動」などなどを試してみましたが、これらも効果がない様子でした。
このとき、先ほどの「設定>(ユーザー名)>iCloud>ストレージを管理>バックアップ」から「このiPhone」を開いてみると、「前回のバックアップ」とその「バックアップのサイズ」を閲覧できるのですが、「次回作成時のサイズ」の部分がずっと「読み込み中...」のまま、確定しないことが気になりました。バックアップの準備段階であるはずの、バックアップサイズの計算が終わらない、と考えると、ネットワーク関連は原因としては遠い気がしました。
アプリの削除
バックアップ対象のアプリが多すぎる可能性を考えて、数個の大きいサイズ(アプリ自体・データどちらも)のアプリをいくつか削除してみましたが、効果がありませんでした。
アプリをバックアップの対象外にする
また、再び「設定>(ユーザー名)>iCloud>ストレージを管理>バックアップ」から「このiPhone」を開いて、「バックアップするデータを選択」のところでいくつか除外してみましたが、それでも効果はありませんでした。
※このとき既にバックアップファイルを一度削除してしまったので、最終バックアップ時に、それぞれのアプリのバックアップサイズがどの程度だったのかが表示されておらず(「データなし」表記)、バックアップ対象から外すアプリを効率よく選ぶことができませんでした(インストール済みアプリは350個以上)。
ネットワーク設定のリセット
「設定>一般>リセット>ネットワーク設定をリセット」から、ネットワーク関連の設定を一度リセットして、もう一度Wi-Fiの設定をやり直してみましたが、そちらも効果がありませんでした。
Apple IDを一度ログアウトしてから再ログインする
「Apple ID(iCloud)を一度ログアウトして再ログインする方法」の手順で、Apple IDの再ログインも行ってみましたが、こちらも効果がありませんでした。
iCloudバックアップができない問題が解決できない・・・
そんなこんなで、より大規模なリセットや削除、端末の初期化などの方法が思い浮かぶものの、ひとまず今回対策として実施してみた範囲では、iCloudバックアップができない問題を解決できませんでした。
iTunesバックアップは成功
ただし、Windows PCに接続してiTunesバックアップを行うことには成功しました。
iCloudでのバックアップはできない状態ですが、iTunesバックアップをすることは可能のようなので、いざという時に引き継ぎできない、という事態は回避できそうです。
iCloudへのバックアップがどうにも解決できない場合は、パソコンを使ったiTunesバックアップの利用を検討してみてください。
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