スポンサーリンク
明日2018年9月18日より、「iOS12」がリリースされます。小型iPhoneとして未だ人気の「iPhone 5s」や「iPhone SE」にiOS12が対応しているかどうかなどについての情報をまとめておきます。
スポンサーリンク
iPhone 5s / iPhone SE は iOS12に対応
iOS11に対応している小型のiPhone「iPhone 5s」および「iPhone SE」は、引き続き「iOS12」に対応します:
そのため、明日のリリース以降、iPhone 5sおよびiPhone SEは、iOS12にアップデートすることができます。
iPhone 5s も高速化が期待
iOS12の説明ページには「パフォーマンス向上(高速化・軽量化)」が紹介されており、その中でiPhone 5sもパフォーマンス向上が期待できるとされています:
このため現在、iPhone 5sをiOS12にアップデートするのを楽しみにしているユーザーが増えています。事前評判の良い状態です(※一方でその分バッテリーの減りが早くなるのではないか、等の懸念も聞こえてきます)。
利用可能な機能の違いに注意
しかし、一部「iPhone 5sが対応しないiOS12の新機能」があります。
その一つは、そもそもiPhone X以降の新しい端末しか対応していない「アニ文字」「ミー文字」です。こちらはiPhone 7やiPhone 8なども非対応で、顔認証機能(Face ID)搭載端末でしか利用できません。
またもう一つそこまで利用者が多くはならないであろう、「カメラエフェクト」があります:
iPhone 6s以降、10.5インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第2世代)、iPad(第6世代)で利用できます。アニ文字とミー文字の作成にはiPhone X以降が必要です。
機能は変更される場合があります。地域や言語によっては一部の機能、アプリケーション、サービスを利用できない場合があります。 (引用元)
これらの「iPhone 5sは対応していない機能」の情報はiOS12の公式ページで案内されているのですが、一部どういうわけか日本語サイトでは書かれておらず、英語サイト(USサイト)を見ると分かる違いがあります。
それは、期待の声が多く既に対応アップデートを行っているアプリも増えてきた新機能「Siriショートカット(Siri Shortcuts)」です。
Siriショートカットには、事前に「この言葉を言ったらこの機能を起動する」という音声コマンドをアプリに覚えさせておくと、Siriからその機能を声で呼び出せるようになる機能や、必要なタイミングで便利なショートカットをロック画面に表示してくれる(提案してくれる)といった、今まで以上に賢く、複雑なことができるようになるSiriの新機能です。
しかしこの新機能について英語版のサイトには、次の注意書きがあり、Siriショートカットのうち、特にSiriからの提案機能について、iPhone 6sより前の端末、つまりiPhone 5s、iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 PlusはSiriショートカットに非対応とされています:
Siri Suggestions for Shortcuts are supported on iPhone 6s or later, iPad Pro, iPad (5th generation or later), iPad Air 2 and iPad mini 4. (引用元)
確かにiPhone 5sやiPhone SEはiOS12へのアップデートが可能ですが、一部利用できる機能に差がある点は記憶にとどめておくとよいかと思います(手順の解説を読んで「どうして使えないんだろう?」と困ってしまう原因になりやすいので)。
空き容量に注意
もう一つ注意が必要なのは、iOS12へのアップデートに必要な空き容量です。
iOS11へのアップデート時にも問題となりがちでしたが、iPhone 5s や iPhone SE は「16GB」モデルがあり、空き容量不足でiOS12へのソフトウェアアップデートができない可能性があります。
アップデートする前に十分空き容量を確保することとなるものの、16GBしかない場合(32GBモデルであったとしても)、空き容量を確保するのが困難で、「消せる写真がない」「消せるアプリがない、全部使っている」等と、iOS12へのアップデートをあきらめるケースも出てくることが予想されます。
iPhone 5s を iOS12 へアップデートする気満々であっても、いざソフトウェアアップデートを開始しようとしたとたんにエラーになってしまう可能絵師があるわけです。
まとめ
iPhone 5s および iPhone SE は、iOS12に対応しています。
しかしiOS12にアップデートしても利用できない機能があることが既に判明しているなど、必ずしもその他のiPhoneと同じようにiOS12を使えるとは限らない点には注意が必要です。
またストレージ容量少ないiPhone 5s/SEの場合は、空き容量不足でアップデートできない可能性が比較的高いと言えます。事前に空き容量の確認を行い、不要なアプリの削除を開始しておくと、いざ配信が開始された際の対処がスムーズかと思います。
そのとき、データのバックアップ作業も合わせて行っておくことがおすすめです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク