「TwitterのAPIに影響を与えるバグ」表示の意味と対処方法について

現在多くのユーザーに対して表示されるようになっているのは、次の表示です。「API」という専門用語であったり、日本語訳の言い回しの複雑さであったりの影響で、かなり難しい文章となっています：

TwitterのAPIに影響を与えるバグ

Twitterは9月10日（月）、ユーザーのダイレクトメッセージや非公開ツイート（アカウントが当時非公開だった場合）がそれを受け取ることを許可されていないTwitterの開発者に送信される可能性のあるバグを発見しました。このバグは2017年5月から続いておりましたが、発見後速やかに解決されました。

Twitterはこのバグについて現在調査中ですが、いまのところ、受け取りを許可されていない開発者に送信されたデータが乱用された形跡はありません。詳しくはこちら。今回の不具合について心よりお詫び申し上げます。お客さまにて何らかの対処をいただく必要はありませんが、今回のバグに質問や懸念がある場合は、

英語設定の場合はこちらの英文が表示されます。日本語表示は、こちらの日本語訳かと思われます：

A bug affecting one of our APIs

On Monday, September 10, we identified a bug that may have sent one or more of your Direct Messages or protected Tweets (if your account was protected at the time) to Twitter developers who were not authorized to receive them. The issue has persisted since May 2017, but we resolved it immediately upon discovering it. Our investigation into this issue is ongoing, but presently we have no reason to believe that any data sent to unauthorized developers was misused. Learn more.

We regret the incident and sincerely apologize for the error. No action is required from you. However, if you have any questions or concerns regarding this incident, you can contact Twitter via the privacy policy inquiry page.

[Got it]

このメッセージの大事なところを簡単めに要約すると、以下のようになります：

• 「最近、とある不具合（バグ）が見つかりました」
• 「その不具合を悪用すると、本来見てはいけない人が、秘密の情報（DM・鍵アカのTweet）を見れてしまう状態でした」
• 「しかし、発見してすぐ修正したので、現在はもう見てはいけないデータは見えない状態です」
• 「また、この見えてはいけないデータが悪用された形跡も、今のところ見つかっていません」
• 「これが表示されたユーザーの皆さんが何か対処しなければならない、ということはありません」
• 「ただ、もし質問や気になることがあったら問い合わせしてください」

こんなところです。

「お客さま側にて何らかの対処をいただく必要はありません」ともあるとおり、この画面が表示されても、そのまま閉じて、今まで通り利用して問題ありません。設定変更などは不要です。

しかしながら、もし気になることがあったのであれば、「Twitterのプライバシーポリシーについてのお問い合わせ」から問い合わせを行ってみてください：

• プライバシーフォーム | ヘルプセンター

この件についての説明ページはこちらです：

• Fixing a bug in our Account Activity API

そもそもこの不具合の影響を受けている利用者は、利用者全体の1%未満のようで、このポップアップが出ない人が多いのは、この対象者にのみに通知を表示しているからのようです：

If your account was affected by this bug, we will contact you directly through an in-app notice and on twitter.com. （引用元）