2019年1月25日現在、メールで送れないような大きなファイルを送信するのによく利用される有名サービス「宅ふぁいる便」が不正アクセスを受けた影響により利用できない状態が続いています。

そんな中、普段「宅ふぁいる便」を利用しているユーザーは、宅ふぁいる便に似た、宅ふぁいる便の代わりに利用できる類似サービスを利用し始めている模様です。

今回は、宅ふぁいる便の代わりに使われているサービスをいくつか紹介します。

「宅ふぁいる便」の不正アクセスは「個人情報流出」

先ほど速報として、宅ふぁいる便への不正アクセスの結果、個人情報が流出したことが明らかになりました：

ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」で、利用者の名前やＩＤ、パスワード、メールアドレスなどの個人情報が数百万件分、流出したことが分かった。

（引用元）

もともと無料会員が300万人で有料会員はそれより少ないものと思われるため、数百万件分の流出となると、ほぼ全ユーザー分が流出したのかもしれません。19時より緊急会見が行われるとのことです。

オージス総研は、大阪ガスの１００％子会社。宅ふぁいる便は、無料の個人会員は３００万人超で、個人、法人向けの有料会員サービスもある。

（引用元）

ギガファイル便

宅ふぁいる便に似たサービスに「ギガファイル便」があります。会員登録なしで、無料で100GBのファイルまでアップロードが可能で、複数ファイルを個数無制限でまとめてアップロードすることもできます（.zipにかためられます）。

1月24日より「宅ふぁいる便」の代わりに利用するユーザーが増えたためか、「時間帯によっては、アクセスしづらい状況がございます」との案内を出している類似サービスが「データ便」です。会員登録で最大2GBまでのファイルを送信する事ができます。

データ便の姉妹サービスで、登録不要で2GBまでのファイルを送信できるのが「ネット便」です：

未登録/無料会員でも2GB（2GiB）までのファイルを送信できる別のサービスに「firestorage」があります：

安価な印刷ができることで有名な「ラクスル」が運営している「ラクスルBOX」でも、ラクスルへの会員登録が必要ではあるものの、無料で最大2GBのファイルを送信することができます。