LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

【LINEオープンチャット】トークルームへの参加を承認制・パスコード入力制にする設定方法と設定が表示されない原因について

LINE (1627) LINE オープンチャット (24)

現在LINEの新機能「オープンチャット」が話題となっていますが、「オープン」という名前の通り、「不特定多数のユーザーが参加する」グループに注目が集まっています。しかし、オープンチャットには「グループの高機能版」という側面があり、「サークルのLINEグループ」や「クラスのLINEグループ」、「保護者のLINEグループ」など、それぞれが必ずしも親しい関係ではないユーザーの間でグループを作っていた場合に、それをオープンチャットのグループに置き換えると実は便利です。オープンチャットの特徴である、普段と違う名前が使える点や、必ずしもLINEの友だち関係になる必要がない点、QRコードさえ共有すれば参加してもらえる点、管理者の機能が充実している点などが活用できます。

そのとき最も大切なのが、「検索結果に表示しないようにする」設定なのですが、それと同時に大切になってくるのが、「トークルームへの参加を承認制」にすることです。誰でも勝手に入れるグループではなく、管理者の人の承認があって初めてトークに参加できることで、より安全にグループを運営することができます。また、より強力に「パスコード(パスワード)」を入力しないと参加できないようにすることもできます。

ただし実はこの「承認制」や「パスコード制」にする設定方法には、利用に制限があったり、その影響で設定場所が分からなくなりやすいといった問題があります。

そこで今回は、この「承認制」や「パスコード制」にするための設定方法や制限について紹介します。

また、特に最後に紹介する「制限」がかなり重要となってくるため、ひとまず設定作業を行う前に、頭から最後まで読んで、本当に承認制・パスコード制を利用するかどうか(利用できるかどうか)を判断してみてください。

「公開設定」の変更方法

その「承認制」や「パスコード制」にするための設定項目は、「公開設定」と呼ばれる設定です。

まず、トークルームの「管理者」の人がトークルームを開いて、右上の「メニュー」ボタンをタップしてから、「設定(歯車)」ボタンをタップします。

すると、そのトークルームのオープンチャット設定が表示されるので、そこにある「公開設定」をタップします:

「公開設定」はデフォルトで「全体公開」となっているので、ここを変更します(※全体公開というのは、参加に関する制限がない、というだけであって、検索に表示されるかどうか、おすすめにピックアップされるかどうかなどは「オープンチャットの検索を許可」という2つ上の設定次第なので注意してください)

選択肢は「全体公開」以外につ:「参加コードの入力(パスコード制)」と「参加の承認(承認制)」が表示されるので、どちらかを選択します。それぞれの設定の選択肢を選択した後、それぞれ「参加に必要な参加コード」や、参加申請を行うときに答えてもらう「質問」を入力することで、設定が完了します:

制限1:「公開設定」が表示されない

こうやって見ると、設定場所は簡単のように見えるのですが、実はこの設定項目が表示されず見つけられない場合がある点が、難しいところとなっています。

その原因は、年齢制限です。

今回設定変更が必要だった「公開設定」は、年齢認証済みの18歳以上のユーザーしか設定を変更することができません

参加の承認が必要なオープンチャットへの変更と質問の設定は、オープンチャットの管理者のみ行えます。
※年齢認証が完了している、18歳以上の管理者のみ設定できます

引用元

そのため、「年齢確認を行っていない」ユーザーや、「年齢確認をしていても18歳未満」のユーザーは、この設定項目を利用できないのです。

そしてそのとき、設定に「公開設定」がまるごと表示されないため、「公開設定ができない」と困ってしまいがちです。

承認の設定はどこからやるんだろう?」と設定内を探し回り続けてしまわないように注意してください。

制限2:「未成年者であるか年齢確認を行っていない場合は、このオープンチャットに参加できません」エラーになる

また実は、「参加者」側にも年齢制限の壁があります。年齢認証をしていないユーザーは、全体公開のオープンチャットにしか参加できません

※年齢認証をしていないユーザーや、18歳未満のユーザーは、全体公開のオープンチャットのみ参加できます

引用元

そのため、例えばサークルや保護者のあいだで承認制やパスコード制のオープンチャットを作ったとしても、年齢認証ができない格安SIM利用者が1人でもいると、その人が参加できなくなってしまうため、ほぼ「全体公開」で運用せざるを得ない状況になりやすいことが大きな問題です。

そのため実用上は、「検索禁止」に設定しつつ、招待URLや招待QRコードを非公開の場所で共有する、というのが現実解となるケースが多そうです。

ただし全員年齢認証できるよ、というケースについてはやはり承認制やパスコード制にしておくと安心度合いが高まるので、各参加者の年齢認証状況について、聞いてみるようにしてください(ただ、確認しきれるくらいの間柄であれば、通常グループで足りることが多いような気がするのも確かかと思います)。

コメント(0)

新しいコメントを投稿