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本日2019年12月4日よりTwitterにて、リプライ先などに「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています 詳細はこちら」や「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています Learn More」といったメッセージが表示されてしまい、ツイートが表示されないユーザーが増えており、その理由や原因、意味などについて疑問を持つユーザーが増えているようです。
しかし「詳細はこちら」や「Learn More」をタップしたりクリックしたりしても「Notices on Twitter and what they mean」という英語のヘルプページが表示されてしまい、意味が分からない、といった問題も発生しており、原因がよくわからないまま困ってしまうケースも発生しています。
そこで今回はこの「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています」が表示される原因や、原因の調べ方、確かめ方などについて紹介します。
目次
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Twitterの「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています」表示
現在新しくTwitter上に表示されるようになっているのは次のメッセージ表示です:
このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています
こちらは、ツイートへのリプライ、リプライツリー内で表示されるケースが多いようです。
この表示には「詳細はこちら」や「Learn more」といったボタンが続けて表示されるのですが、クリックして開くページは英語表示でよくわからない、といった日本のユーザーが多く発生しているようです。
新しく導入された表示
この「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています(英語では This account owner limits who can view their Tweets.)」は、今まで見られなかった表示であり、本日新しく導入された表示のようです。
本日未明頃より、このメッセージが表示されるようになった、との報告が急増しています。
意味や表示原因について(公式情報)
実はこの警告の意味については、リンク先の英語ヘルプページ内に説明があります。
しかし、そのヘルプページは様々なエラー表示をまとめて紹介しており、今回の表示と直接関係する説明はごく一部で次の部分です:
Tweets with limited visibility: There are some instances when a Tweet is unavailable to view, such as a Tweet from an account you do not follow that has protected Tweets, if the account has blocked you, the Tweet was deleted, or if the Tweet is from a deactivated account.
- This account owner limits who can view their Tweets. Lean more
- This Tweet is from an acount that no longer exists. Lean more
- This Tweets is unavailable. Lean more
(引用元)
こちらは英語表示で分かりにくいのですが、このヘルプページの表示を日本語表示に切り替えると以下の通り翻訳された文章を確認することができます:
表示制限のあるツイート: 次のような状況の場合、ツイートを表示できません: フォローしていないアカウントによる非公開ツイート、アカウントからブロックされている、ツイートが削除されている、またはツイートしたアカウントが削除されている。
- This account owner limits who can view their Tweets. Lean more
- This Tweet is from an acount that no longer exists. Lean more
- This Tweets is unavailable. Lean more
(引用元)
ただしこの通り、メッセージ表示自体は画像として掲載されている影響か日本語訳されていません。このうち一番上にある「This account owner limits who can view their Tweets. Lean more」というメッセージが、今回問題となっている「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています」というメッセージを、アカウントの言語設定を英語に切り替えてから見た場合に表示されるメッセージであるため、実際のところこのヘルプは次のように読み替えることができます:
表示制限のあるツイート: 次のような状況の場合、ツイートを表示できません: フォローしていないアカウントによる非公開ツイート、アカウントからブロックされている、ツイートが削除されている、またはツイートしたアカウントが削除されている。
- このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています - This Tweet is from an acount that no longer exists. Lean more
- This Tweets is unavailable. Lean more
下の2つは「アカウントが削除済み」および「ツイートが削除済み」に対応するものと思われるため、今回問題となっている表示の意味は、「フォローしていないアカウントによる非公開ツイート(=フォローしていない鍵垢のツイート)」または「アカウントからブロックされている」であると考えられます。
よくよくエラーメッセージとこの2つの原因とを見比べてみれば、2つの原因は「鍵」と「ブロック」という手段こそ異なるものの、どちらも「ツイートを見れる人を制限している」ということに当てはまり、表示メッセージと意味が合致します。
ただしこの2つの原因ごとに個別のメッセージを用意せず、共通のメッセージを出していて区別がつきにくい、というのが現在の状況のようです(このあと見分け方を紹介します)。
実験結果
そして確かに、リプライ先が鍵アカウントであったり、ブロックされているアカウントのツイートであった場合に、「フォローしていないアカウントによる非公開ツイート、アカウントからブロックされている」と表示されていることが確認できました(ブロックしているアカウントでも実験済み)。
原因は「鍵アカウント?」「ブロック?」の見分け方
このエラーは、どちらにしても、「アカウント単位の制限」に相当するものと考えられるため、そのツイートを投稿したユーザーのトップページを開くことで、原因を確認することが可能です(※この後に説明する注意書きに注意)。
したがって、「返信先: @○○さん」の「@○○さん」のところをタップすることで、原因を見分けることが可能です(ほかの方法でも、ツイートしているユーザーを開くことができればOKです):
鍵アカウントの場合
すると、鍵アカウントの場合は次のように、「ツイートは非公開です」と表示されます:
ブロックされている場合
一方で、ブロックされている場合は次のように、「@○○さんはあなたをブロックしました」と表示されます:
※LINEとは異なり、ブロックされていることを隠したり、気づかれにくくしたりするのではなく、ブロックされていることをはっきりと表示する(ブロックしていることをはっきりと教える)のがTwitterのひとつの特徴です。
注意点
このようにして、「このアカウントの所有者はツイートを表示できるアカウントを制限しています」と表示されている理由について確認することが可能です。
ただし、「鍵アカ」にしても「ブロック」にしても、誰のアカウントから見るのかによって、結果が変わってきます。
そのため、例えば「アプリとブラウザとで結果が違う」といったことも発生します。そういった場合には、現在Twitterアカウントでログインしている状態なのかログインしていない状態なのかを確認したり、ログインしているのであればどのアカウントでログインしているのかをアプリ・ブラウザそれぞれ個別に確認しつつ、見分け方を注意深く試してみるようにしてください。
今後の仕様変更や不具合に注意
なお、今後仕様変更(発生条件の変更、追加など)や、リリースされた直後の変更であるということで表示不具合などの発生も考えられます。
そのため、「どうも表示がおかしいかもしれない」と思ったときは、先ほど紹介した「見分け方」や「アカウアント入り替え・ログアウト」などを利用して、表示されている本当の原因を確かめてみる、などの対応を行ってみてください。
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