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Chromium版EdgeのUserAgentまとめ(Windows 10・macOS・旧版・Chrome比較等、EdgeからEdgに変更)

Android (739) Chrome (239) Edge (47) Mac (72) Windows (498) Windows 10 (262) iOS (377)

2020年1月16日、Chromium版のMicrosoft Edge正式版がリリースされました。

Windows 10版およびmacOS版について、新しいEdgeのUserAgentを確認したので、その内容をメモしておきます。

また、同時に確認したEdge系のUserAgentやChrome系のUserAgentも比較用に掲載しておきます。

ひとことで一番印象的なところを紹介すると、旧Edgeでは「Edge」だったところが、Chromium版では1文字減って「Edg」になりました(最初コピペミスかと思いました)。

Windows 10の「旧版Edge」と「Chromium版Edge」の比較

Windows版Edgeは、Chromium版にアップデートされても、ほとんどUserAgentの形式は変わっていません。

大きく変わったのは、「Edge」と今までブラウザ名が4文字だったところが、「Edg」と3文字になったところです。

そしてChromiumベースになったことで、末尾のバージョン番号がChromiumのバージョン番号に変更され、一気にバージョン番号が大きな数字に変更されています。

旧版
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/70.0.3538.102 Safari/537.36 Edge/18.18362

Chromium版
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/79.0.3945.117 Safari/537.36 Edg/79.0.309.65

なお、Beforeを見ないと見落としがちですが、Chromium版になる以前から、UserAgentには「Chrome」が含まれていました。

また、Chrome/Chromiumのバージョンらしき「79.0~」の番号が2箇所に登場しているものの、マイナーバージョンは一致していない、という特徴が分かります。

以下、個別に紹介していきます。

【Chromium 版】Microsoft Edge(Windows 10)

最も一般的な構成である、「Windows 10+新しいMicrosoft Edge」のUserAgentがこちらです。

Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/79.0.3945.117 Safari/537.36 Edg/79.0.309.65

※Microsfot Edge 44.18362.449.0、Microsoft EdgeHTML 18.18362、Microsoft Windows バージョン 1903 (OSビルド 18362.592)。

【Chromium 版】Microsoft Edge(macOS)

macOS版はこちらです。

Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_15_2) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/79.0.3945.117 Safari/537.36 Edg/79.0.309.65

macOS版とWindows版とでは、前半部分の「Windows NT 10.0」と「Macintosh; Intel Mac OS X 10_15_2」というOSの違いこそあれど、それ以降の部分に違いはなく、「Edg」という3文字表記についても共通となっています。

※macOS Catalina バージョン 10.15.2, Microsoft Edgeバージョン79.0.309.65。

【旧版】Microsoft Edge(Windows 10)

Chromium版との比較用。

Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/70.0.3538.102 Safari/537.36 Edge/18.18362

※Microsoft Windows バージョン 1903 (OSビルド 18362.592), Microsfot Edge 44.18362.449.0, Microsoft EdgeHTML 18.18362。

Chrome(Windows 10)

WindowsのChromeは次のUserAgentです。

Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/79.0.3945.117 Safari/537.36

Chromium版Edgeと比べると、この末尾に「Edg/~」が付いたらChromium版Edgeになる、といった具合です。

つまりUserAgentの最後の最後まで見ないとChromeなのかChromium版Edgeなのか見分けが付かないような構成になっています(見分けるには「後ろに何も付いていない」であったり「Edgがない」の確認が必要です。ただしこの特徴は、旧版Edgeでも同様です)。

Chrome(macOS)

macOSは、OSを表記している前半部分のみの違いとなっており、事情は共通です。

Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_15_2) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/79.0.3945.117 Safari/537.36

※macOS Catalina バージョン 10.15.2, Chromeバージョン79.0.3945.117。

【モバイル版】Microsoft Edge (iOS版)

iOS版のMicrosoft EdgeのUserAgentには、「EdgiOS」というモバイルならではの表記が登場しており、それが末尾でもなく、デスクトップ版とはいろいろと異なる、ということがよく分かります。

Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 13_3 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/13.0 EdgiOS/44.11.9 Mobile/15E148 Safari/605.1.15

※iPhone 11 Pro Max + iOS 13.3, Edgeバージョン44.11.9。

【モバイル版】Microsoft Edge (Android版)

一方Android版はというと、「EdgA」という表記が利用されています。

Mozilla/5.0 (Linux; Android 9; Pixel 3) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/73.0.3683.0 Mobile Safari/537.36 EdgA/44.11.4.4122

※Pixel 3 + Android 9, Edgeバージョン44.11.4.4122。

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