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Zoomでは、ビデオ会議の最中に「チャット」にメッセージを送信することが可能です。しかし、チャットに長文のメッセージを入力するために改行しようとしたとき、改行できずに間違えて送信してしまうことがよく発生します。
こちらに関して、「Zoomのチャットは改行できないの?」や「改行の仕方が分からない」といったユーザーが発生しています。
そこで今回は、WindowsパソコンやMacなど、それぞれの端末からZoomチャットに参加した際の改行方法(チャットを改行するためのショートカットキー)について紹介します。
※2020年5月23日時点での動作を確認しているため、現在高頻度で行われているZoomアップデートの影響により、今後、機能の追加や変更が行われる可能性がある点に注意してください。
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EnterキーやCtrl+Enterでは改行できない
Zoomチャットに文字を入力している最中、Enterキー(改行キー、Returnキー)を押すと、改行ではなく送信してしまいます。
そのため、改行しようと思ったのに間違えて送信してしまった、といったことがよく発生します。
また、「Ctrl」を押しながら「Enter」キーを押せば良いのではないかと他のツールでの経験を元に操作しても改行できずに送信されてしまう、といったケースも発生しています。
その結果、「Zoomチャットは改行できないの?」と思われてしまう場合も有るのですが、改行することは可能です。
Windowsパソコンの場合
Windowsパソコンで、Windows版のZoomを利用している場合は、
「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを押す
もしくは、
「Alt」キーを押しながら「Enter」キーを押す
という操作でも、改行することが可能です。
ShiftでもAltでも改行できますが、Ctrlキーでは送信されてしまう点に注意が必要です。
Macの場合
MacBookやMacBook Proなど、macOSを搭載しているパソコンでMac版のZoomを利用している場合は、
「control(^)」キーを押しながら「改行キー(Returnキー)」を押す
ことで、チャット文中での改行を行うことが可能です。
commandキーでは改行されず、optionキーやshiftキーを押しながらでは送信されてしまうため、注意してください。
Androidスマートフォンの場合
Androidスマートフォンの場合、キーボードの「改行(確定)」ボタンが送信ボタンに割り当てられることとなり、改行ボタンを押したつもりで操作すると、送信されてしまう、ということが発生します。また、Windowsパソコンのように、Shiftを押しながらEnter、のような操作を行うこともできません。
そのため、改行せずに送信することを前提とした文章を書くのが最もおすすめですが、どうしても思った位置で改行した文章を書きたい、という場合は、LINEなどの別のアプリで改行した文章を書いた後、それをコピーしてからZoomのチャット投稿欄にペーストし、送信するという方法がおすすめです。
iPhone・iPadの場合
iPhoneやiPadの場合もAndroidスマートフォン同様、改行ボタンが「送信」ボタンとして機能してしまい、改行操作を行うことができません。
また、Androidスマートフォンとはことなり、LINEやメモアプリなどで改行してからコピーしても、チャットに貼り付けた時点で改行がスペースに置き換わってしまって、改行を含んだままメッセージを送信することができません。
こちらに関して一つ便利な方法は、Zoomのチャット欄に、Windowsなどから送信された改行を含むチャットを投稿し、それをiPhone側でコピーしておく方法です。
そこからコピーされた改行は、一度iPhoneの「メモ」アプリに貼り付けた後、改行の前後の文字を編集してから再度コピーしてチャットにペーストした際も改行が維持されます。
※なお、Magic Keyboard(Bluetoothキーボード)を接続して、iPhone版ZoomおよびiPad版Zoomでの利用を試してみましたが、Mac版とは異なりcommand+returnでは改行されませんでした(shift+returnやoption+enterでの送信は機能しました)。音声入力で改行を行っても(Zoomでは音声入力しにくいケースが多いということもあるのですが)、他の箇所からコピーした場合と同様、空白に置換されてしまい、改行の入力は行うことができませんでした。
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