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macOS Big Sur の「MacBook Air (M1, 2020)」を利用しようとしたところ、電源に接続しておいたのにも関わらず、バッテリー残量が残りたったの13%にまで低下していることに気が付きました。
そこでバッテリーメニューバー上のバッテリーアイコンを確認してみたところ、そもそも普段の充電中表示の「カミナリ」マークではなく、「コンセント」マークで表示されており、クリックして表示すると「電源: 電源アダプタ」の表示とともに、「バッテリーは充電停止中」と表示され、バッテリーを充電できていないことが分かりました。
そこで試してみたこといくつかと、改善できた対処を紹介します。
目次
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電源アダプタに接続しても充電できていない
「macOS Big Sur 11.0.1」のMacBook「MacBook Air (M1, 2020)」にて、今まで通りUSB-C接続で電源アダプタに接続していたのにもかかわらず、突然あるときからバッテリー充電されなくなってしまっており、バッテリー残量が13%まで低下していることに気が付きました。
電源アダプタの指し直し(改善せず)
前日まで同じ電源アダプタで充電できていたため、まず最初に電源ケーブル(USB-C)の抜き差しを行ってみました。
しかし「バッテリーは充電停止中」の表示のまま、充電できない状態は改善されませんでした。
「バッテリー充電の最適化」を「オフ」に(改善せず)
ここで、macOSの新機能である「バッテリー充電の最適化」設定の不具合かもしれないと考え、「システム環境設定>バッテリー」の「バッテリー」タブ内から「オフ」に切り替えてみました。
バッテリー充電の最適化
バッテリーの劣化を軽減するため、このMacが日ごろどのように充電されているかを学習し、次にこのMacをバッテリーで使い始める直前まで80%を超える充電を保留することがあります。
しかし、オフに切り替えてからも「バッテリーは充電停止中」の表示のまま変化せず、この表示は特に「バッテリー充電の最適化」(の不具合)によるものではなさそうでした。
再起動する(改善せず)
また、一度Mac自体の再起動も行ってみましたが、そちらでも改善しませんでした。
別のACアダプタを試す/ケーブルを入れ替える(改善)
最近を含めこのとき、MacBook Proで使用していたACアダプタを接続していました(今までは問題なく充電できていた)。
適合ワット数よりもワット数が大きい電源アダプタも問題なく使えますが、コンピュータの充電時間が短くなったり、動作に違いが出たりすることはありません。
(引用元)
そこで、MacBook AirのACアダプタに(から延びたUSB-Cケーブルに)接続してみたところ、「バッテリーは充電停止中」とは表示されず、充電が再開されました。
そこからUSB-Cケーブルの問題なのか、ACアダプタ自体の問題なのかを切り分けるためにいろいろ組み合わせを変えて試してみたところ(ケーブル2本とACアダプタ2個の組み合わせ)、途中まではケーブルやACアダプタの変更に伴って発生したり発生しなかったりしていたものの規則性はっきりせず、もともと前日まで充電できていたためか、気が付くとどの組み合わせを試してみても充電できる状態になっていました(すぐ原因パーツを特定したり、発生する組み合わせを特定できなかったのは、発生したりしなかったりがその時点で混在していたから?)。
そのため、なかなか確認することができなくなってしまったのですが、次の記載を見つけることができたため、同じMacBook用のACアダプタであっても、USB-Cケーブルに種類があり、組み合わせによっては電力の供給不足になる、というものに当てはまってしまっていたのかも知れません。ただし、単純なACアダプタ、USB-Cケーブルの故障や、MacBook本体側のトラブルでそれが充電しているうちに解決した、なども考えられるため、結果詳細は不明です。
29W または 30W の USB-C ケーブルは、どの USB-C 電源アダプタでも使えますが、61W を上回る電源アダプタ (96W USB-C 電源アダプタなど) につないだ場合、十分な電力を供給しきれません。
(引用元)
※ここで案内されている、USB-C充電ケーブルの見分け方に従ってケーブルのシリアル番号を確認し、それを元に61Wタイプのケーブルと100Wタイプのケーブルとを見分けようとしたのですが、印字を見つけることができませんでした(ケーブルに「Designed by Apple in California. Assembled in China」と印字されているのにシリアル番号が印字されていないときは、USB-C 充電ケーブル交換プログラムの対象となる場合があります、との記載もあったのですが、該当しそうなものは見つけられず。消えやすい?)。
ケーブルのシリアル番号は、外皮の「Designed by Apple in California. Assembled in China.」という文字の横に印字されています。
(引用元)
公式ドキュメント
その後、次のタイトルの公式ドキュメント(macOSユーザガイド)の記載があることに気が付きました:
こちらによると、3つの原因が紹介されており、そのうちのひとつはバッテリーの寿命を延ばすための措置で10%まで減った今回の減少には当てはまらず、残りの2つ、電源供給量が不足しているケース、もしくは供給以上の電力を消費していたケース、のどちらかが候補として残りそうでした。
ただし再起動して特別何も実行していないはず、な状態に戻してもそのままだったため(何か動作してしまっていた可能性はあるが)、電源の供給側が不足していた、というほうに当てはまり、その詳細は不明であるものの、ACアダプタとUSB-Cケーブルの組み合わせが原因かも?といったところに落ち着きました(再現されなくなってしまったので、なかなかこれ以上は確認しにくい)。
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