情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【Chromebook】Twitterの使い方(Android版アプリがダウンロードできない?問題などについて)

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「ChromebookからTwitterを利用したい」というときに「Android版Twitterアプリをダウンロード・インストールしよう」と考えると、思ったように「Android版Twitter」がインストールできない場合があります。また、Chromebookに慣れないままTwitterを利用しようとして、「Twitterアプリが入っていないからTwitterが使えない」などと困ってしまったという場合もあります。

そういった、「ChromebookからTwitterを利用しようとして困ってしまった」場合向けに、ChromebookからTwitterを利用する方法について紹介します。

ポイントは「ブラウザ版」の存在と、「Google Playからインストールしてもイメージするような『Android版』とは異なる」という2点です。

基本はブラウザ版Twitterを利用する

今までiPhoneやAndroidスマートフォンを利用していて、Chromebookで初めてパソコンを使う場合などに見落としやすいことなのですが、ChromebookパソコンからTwitterを利用する場合の基本は、「Chromeブラウザからtwitter.comを開く」という方法です。

Twitterアプリをインストールせずとも、TwitterにChromeブラウザからアクセスすることで、Twitterを利用することが可能です

「ログイン」ボタンをタップして、ユーザー名やパスワードを入力してログインすると、スマートフォンで利用しているTwitterアカウントと同じアカウントでつぶやいたり、タイムラインを閲覧したりすることが可能です。

「Google PlayからインストールしたらAndroid版じゃなかった」問題

この「ブラウザ版を利用する」という方法に対して、「ChromebookならAndroid版TwitterをGoogle Playからインストールできるはず」と考え、Google PlayからTwitterアプリをインストールすることを先に思い浮かべるかも知れません。

しかし、そうしてTwitterアプリをインストールしてみると、「Android版Twitterとは違うものがインストールされた」というように感じて戸惑ってしまうかも知れません。

PC版そっくりでAndroidスマートフォン版のTwitterや、他のGoogle Playからインストールした「Androidアプリ」とは様子が違うものがインストールされます。

実は、Google Playからインストールされるのは、AndroidスマートフォンからインストールされるAndroid版Twitterとは大きく異なる「PWA版」と呼ばれるものであり、機能的には冒頭紹介した「ブラウザ版」とほぼ同様のものとなります(※PWA版とは、ざっくり言うと、ブラウザ版をまるでアプリかのように扱えるようにする枠組み/仕組み、のようなもので、Google Playからではなく、Chrome側からもインストールへ進むことが可能です)

したがって、Google PlayからインストールしてもChromeで開いても、別のウィンドウで開くかChromeのタブとして開くかという、外側の違いが中心となり、どちらでも「Android版TwitterやiPhone版Twitterとはだいぶ違うもの」となってしまうことに違いはない、という点に注意する必要があります(※より素早く利用を開始できる「Chromeからブラウザ版にアクセスする」がどちらかと言えばおすすめです)。

また、他のTwitterの利用方法として、Chromeの設定を変更したりAndroid版の別のブラウザアプリ(例えばFirefoxアプリ)などを導入することで、「Androidブラウザ版」のTwitterを開くことは可能です。しかしこちらもChromeブラウザ版/Google Play版(PWA版)側と同様のもの(ただし、縦長などにはしやすい)であり、iPhone/Android版Twitterとは機能的に異なるものとなってしまうので、注意が必要です(例えば、現時点で最新機能である「Fleet(フリート)」が利用できない等)。

そのため結局のところ、「ChromebookでAndroidと同じようにAndroid版Twitterを使う」ということを、これらの方法で行うことはできません

「Google Playからインストール」=「Android版と一緒」、ではない

現在Chromebook向けには、Google Playストア経由で「Android版Twitter」の代わりに「PWA版Twitter」という、いわゆるブラウザ版と同等のTwitterが提供されています。

このように、同じGoogle Playストアであっても、Androidに対してはAndroid版、Chromebookに対してはPWA版が提供されるケースが一部あり、ChromebookだからAndroid版が使えるはずというのは誤解となる場合があります(※PWA版の話に限らず、Android版がAndroidスマホと同様に使えるかといえばいくつかの障壁があり、「Androidアプリが使える」と期待しすぎることには注意が必要です)

そのため、Chromebookを利用する際は、「Chromebookは第一にパソコンである」と考えて、Chromeブラウザからブラウザ版が開ける場合はそちらを第一に利用し、もしAndroid版が利用でき、ブラウザ版よりも便利に使えるようであればそちらを利用する、くらいの優先順位で考えておくことをおすすめします。

参考

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