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Chromeブラウザでウェブサイトにアクセスしようとした際、「タイプミスがないか確認してください」というエラーが表示されるものの、何がエラーの原因か分からない、何をすれば良いのか分からない、タイプミスが何のことか分からない、と困ってしまったユーザー向けに、「タイプミスとは何か」などを含め、エラーの原因や対処法について紹介します。
目次
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「タイプミスがないか確認してください」エラー
Chromeでウェブサイトを開こうとしたとき、次のエラーが表示されてしまう場合があります:
このサイトにアクセスできません
○○○○.com にタイプミスがないか確認してください。
タイプミスでない場合は、Windows ネットワーク診断をお試しください。
DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN
どういう意味?
この「タイプミスがないか確認してください」というエラーメッセージの意味ですが、まず「タイプ」というのは、キーボードで文字を入力することを指します(※「タイピング」と呼ぶことが多い)。
なので、「タイプミス」で、「文字の入力ミス」であったり、「打ち間違い」のような意味になります。
対策
したがって、全体で「入力ミスがないか確認してください」という意味で、その指示通り対策するのであれば、「○○○○.com にタイプミスがないか確認してください」と表示された「○○○○.com」の部分に、アルファベットの間違いや、文字の順番が入れ替わってしまっている等が発生していないかを確認してみてください。
エラーの原因
ただしこのエラーメッセージ、実は「対処法」をものすごく具体的に紹介しているだけであって、実際のところエラーは、「ドメイン(○○.com や ○○.jp のような部分)について調べたんだけど、そんなの見つからなかったよ」というのが原因で表示されています。
なので、「タイプミス(入力ミス)」だけが原因とは限らず、例えば「既に消えてしまった古いサイト」であったり、ものすごく根本的にURLを勘違いしていたりなど、「入力ミス」とは捉えにくい「いろいろな間違い」が含まれます。
したがって、「スペル(英数時の並び)は合ってるんだけどなぁ、おかしいなぁ」と思った場合は、そもそものその入力したURLや、クリックして開いたページならリンク元サイトが提示しているリンク先URLに何らかの間違いがないかを確認したり、問い合わせてみるなどしてみてください(※なお、利用しているDNSの設定に問題があるなど、さらに大きく異なる原因で発生することも考えられるため、他のサイトもなぜかつながらないぞ、などが確認できた場合は、より広範囲な原因調査を行ってみてください)。
付録:Edgeでは全く違うエラーメッセージ
なお、Chromeと同じChromiumベースのブラウザであるChromium版Edgeでは、同じようなエラーに対して、次のようなエラーメッセージが表示されます。
申し訳ございません。このページに到達できません ○○○○.com のサーバー IP アドレスが見つかりませんでした。
Bing で “○○○○ com” を検索する
ERR_NAME_NOT_RESOLVED
エラーの発生原因を解決するための対処法を案内する代わりに、Bingで検索しちゃおうという、回避策というか代替案というかが案内されることが特徴です。
付録:Firefoxの場合
Firefoxの場合は次のとおりです。対策が3つ提示されているように見えますが、よく見ると「アドレスが正しい場合は」で始まっているため、最初に確認すべきなのは実は「アドレスが正しいかどうか」だったりします。
アクセスしようとしているサイトを見つけられません
○○○○.com という名前のサーバーに接続できません。
アドレスが正しい場合は、以下のことを試してください:
・ 後でもう一度試してください。
・ネットワーク接続を確認してください。
・ファイアウォール越しに接続している場合は、Firefox がウェブへの接続を許可されているか確認してください。
また、エラーコードが表示されないのがひとつ特徴です。
付録:Chrome(英語版)の場合
ただしChromeの言語が英語の場合、次のエラーが表示されます(Windowsの場合):
This site can’t be reached
Check if there is a typo in ○○○○.com.
If spelling is correct, try running Windows Network Diagnostics.
DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN
ここで「typo」というのが「タイプミス」に対応する英語です。
付録:IEの場合
IEの場合、デタラメなドメイン名を入力するとそのままBing検索が開始されてしまうケースが多いのですが、ここまでに紹介してきたエラーに類似したエラーは次のようになものです:
このページを表示できません
・Web アドレス http://example.com/ が正しいか確かめてください
・Bing でこのサイトを検索
・ページを更新
エラー コード: INET_E_CANNOT_CONNECT
付録:Safariの場合
Safariは細かい話なしに、見つかりません、開けません、見つかりません、という次のエラーが表示されます:
サーバが見つかりません
ページ“○○○○.com”を開けません。サーバ“○○○○.com”が見つかりません。
追記:エックスサーバーの障害が発生中(2022年4月11日)
本日2022年4月11日0時現在、エックスサーバーで運営されている様々なウェブサイトにアクセスできずに「DNS_PROBE_FINISHED_MXDOMAIN」エラーが表示されてしまう、との声が急増しています。
これは、現在エックスサーバーで発生している障害の影響と思われます。
▼障害発生のお知らせ[第一報] 1/2
— レンタルサーバー【エックスサーバー】 (@xserverjp) April 10, 2022
4/10 PM11:53頃から当社ネットワークに接続できなくなる障害が発生しております。
大変なご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが
現在復旧作業を行っておりますので
今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
そのため、エックスサーバー側での復旧作業が完了するのをしばらく待ってから、再度アクセスし直すようにしてみてください(※たまたまアクセスしたサイトがエックスサーバーで運営されているのかどうかを判別するのは難しいのですが、4月11日深夜1時現在このエラーが発生していて、タイプミスでもなさそう、という場合は、この障害に巻き込まれていることを考えて、しばらく時間を空けてからアクセスすることを検討してみてください)。
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