情報科学屋さんを目指す人のメモ

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「413. That’s an error. Your client issued a request that was too large. That’s all we know.」エラーでGoogle検索できない原因と対処法について

Google検索 (25)

ChromeブラウザからGoogle検索しようとした際に、「Google 413. That’s an error. Your client issued a request that was too large. That’s all we know.」というエラーメッセージが表示され、検索結果が表示されず、検索することができない状態になってしまう場合があります。

このエラーメッセージは英語であり、また説明の対象が「request」であったりしてその原因が分かりにくいのですが、ちょっとした原因で発生してしまう場合があるので、その原因を紹介します。

413 エラーでGoogle検索できない

Google検索を行おうとした際、検索結果の代わりに次のエラー画面が表示されてしまい、検索に失敗してしまう場合があります。

Google

413. That’s an error.

Your client issued a request that was too large. That’s all we know.

右側に壊れたロボットが表示されることがこのエラー画面の一つの特徴です。また、日本語設定をしていてもこのような日本語のエラーメッセージが表示されてしまいます。

エラーの意味(日本語)

このエラーの1行目は「413」というエラーコードを表しており、2行目にて、「リクエスト(request)が大きすぎます(長すぎます)」という原因を説明しています。

Googleのサーバーと通信する際、ブラウザからGoogleに、「このキーワードでの検索結果を教えてください」という問い合わせが送信されます。この問い合わせを行う通信のことがここで言うところの「リクエスト(request)」であり、そのリクエスト内のデータが大きすぎてエラーになりました、ということを示しています。

対策1:検索キーワードを短くしてみる

ではそういった「大きすぎるリクエスト」がどういったときに発生するかというと、複数の要因が重なる場合があり必ずこれと言うことも難しいのですが、発生しやすいのは「検索キーワードが長すぎる」ケースです。

このエラーが発生してしまった場合は、まず検索キーワードとして入力した文字が長すぎないかを確認してみてください。

特に、他の箇所からコピー&ペースト(貼り付け)をしてキーワードを入力している場合、意図せずものすごく長い文章で検索を行おうとしてしまっていることがあります。

そのため、検索する前に検索キーワードを確認し、文字数を減らして同じエラーが表示されるかを確認してみてください。まず極端に短く10文字程度にしてから徐々に伸ばすなどすると、「長すぎ」と判定される境目が分かるかと思います。

対策2:キャッシュクリアする等の別の方法

しかしこの「リクエストが大きすぎるエラー」は、文字数以外の影響も受けるため、「何文字以下なら大丈夫」というのが、それまでの利用状況によって異なる場合があります。

その状態によっては、かなり短くしても同様のエラーが発生してしまう場合があります。

そうした場合は、google.comのキャッシュ(Cookie)のクリアを実施してみてください。ただし、キャッシュのクリアは再ログインが必要になるなど手間の発生も大きいため、そこまで深刻でないのであれば、別のブラウザで検索してみる、もしくは、シークレットウィンドウ(Ctrl+Shift+N)を開いて検索する、といった対処も類似の効果があるため、そちらで検索してみることも検討してみて下さい。

関連:「ページを開けません。アドレスが無効です。」エラー

なお、iPhoneのSafariブラウザでコピーした内容を「ペーストして検索」しようとした際に、「ページを開けません。アドレスが無効です。」というエラーが表示される場合があります。

こちらについても、一度貼り付けを行って、コピー内容が長すぎないかを確認してみてください。

関連:「検索キーワードは32語までに制限されています」エラー

長い検索キーワードを入力した場合、次のエラーが表示された上で、検索結果が表示される場合もあります。

検索キーワードは 32 語までに制限されています。"○○○○" とその後に続く語句は無視されました。

ただしこちらについても検索キーワードとして使用しようとした文字列のうち、正しい部分(意味ある部分)が抜き出されていない可能性もあるため、検索キーワードの内容を再度確認してみてください。

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