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2021年4月28日現在、最新版iPhone版YouTubeアプリおよびAndroid版YouTubeアプリで個別の動画の再生中に、プレイヤーの設定から「画質」を変更しようとした際に、従来のように画質を直接「解像度(1080pなど)」を指定できずに、「高画質」や「データセーバー」などの選択肢から選ばせつつ、従来通りの直接指定を行いたい場合には「詳細設定」に進まなければならない、という構造になっています。
この変更や、設定変更する際の注意事項について紹介します。
目次
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今までの解像度設定
以前のYouTubeアプリでは、動画をタップして表示される右上のメニューボタンからメニューを開いた後、「画質」設定を開くとすぐ以下のような選択肢が表示され、直接解像度を選択することができていました(※表示されている解像度の選択肢などは動画により異なります)。
- 自動設定 (720p)
- 1080p
- 720p
- 480p
- 360p
- 240p
- 144p
アップデート後の解像度設定では一手間増えた?
しかし2月23日頃以降のAndroid版YouTubeアプリや、4月27日以降のPhone版YouTubeアプリのアップデート以降、「画質」設定を開いても、以下の選択肢が表示され、直接解像度を指定するには、「詳細設定」を選択する1タップを追加で操作する必要があるUIに変更されました:
- 自動(推奨) 小状況に応じて最適になるように調整されます
- 高画質 データ使用量が多くなります
- データセーバー 画質は低くなります
- 詳細設定 特定の解像度を選択します
「詳細設定」をタップした後は従来のように以下のような選択し表示から選択することができるのですが、もともと解像度を直接指定していたユーザーからは、「一手間増えた」「面倒になった」「やりにくい」「使いにくい」などの声が増えています。
- 1080p60
- 720p60
- 480p
- 360p
- 240p
- 144p
注意点:変更後すぐに反映されるわけではない
なお、この背景には、「高画質を選択しても高画質にならない(現在の動画の画質が低い)」といったところから不便に感じる部分もあるようなのですが、こちらに関しては、既に再生中だった場合、画質を変更してもすぐに動画の画質は変更されず、「現在の動画の画質」の表示もあくまで設定内容が表示されているのではなく、現在再生中の画質(解像度)が表示されるようなので、実際に高画質を選択した後それが反映されるまでタイムラグがあります。
「高画質」を選択したらどの画質になるのか、という具体的な数値が選択肢に表示されていないため、変更後どんな解像度になったのかを気にするとこの挙動・表示が誤解を招いてしまう場合があるため、この点には注意してみてください。
元に戻す方法は?
今回の画質設定のUIを元に戻すような方法自体は提供されていない模様です。
「動画の画質設定」(YouTube全体の設定)
なお、動画ごとではなく、YouTubeアプリ全体でのデフォルトの画質を選択しておくことはできますが、そちらは「自動」「高画質」「データセーバー」という3択を、モバイルネットワーク利用時およびWi-Fi利用時それぞれに対して設定できる程度であるため、その点にも注意してみてください。
ただしこの設定に関しては「高画質」の説明が少し個別の動画で画質を設定するときと異なり、先ほどの「データ使用量が多くなります」ではなく「データ使用量が最大になります」とのことなので、特にWi-Fiを利用している場合で高画質を見たい場合は、「Wi-Fiでの動画の画質」で「高画質」を選択しておく、といった設定変更を検討してみてください。
この設定項目を開くには、動画ごとの「画質」設定を開いた上で、画面下に表示される「[設定] > [動画の画質設定]」部分をタップするか、YouTubeのホーム画面で自分のアイコンをタップして表示されるメニューから「設定」を開き、「動画の画質設定」の部分をタップしてみてください。
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