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2021年10月2日(土曜日)頃より、Windows 10利用中に突然ブルースクリーン「デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。(停止コード:RESOURCE_NOT_OWNED)」が表示されるユーザーが急増しています。
このブルースクリーン発生の急増および、関連情報について紹介します。
目次
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ブルースクリーンの発生が増加
2021年10月2日(土曜日)頃より、Windows 10 の利用中に突然次のエラーメッセージが表示されるブルースクリーンが表示されてしまい、Windowsが再起動してしまう問題の発生するユーザーが急増していまし。
デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。エラー情報を収集しています。自動的に再起動します。
100% 完了
この問題と可能な解決方法の詳細については、以下を参照してください。
https://www.windows.com/stopcode
サポート担当者に連絡する場合は、この情報を伝えてください:
停止コード: RESOURCE_NOT_OWNED
また、次の画面が表示される場合もあります:
サポート担当者に連絡する場合は、この情報を伝えてください:
停止コード: SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION
失敗した内容: win32kfull.sys
ペンタブレット、Microsoft Edge利用が発生のキー?
このエラーが発生する状況の特徴としては、ペンタブレットを利用していることや、Microsoft Edgeブラウザを利用していることがあげられています。
CLIP STUDIO公式からの告知
このブルースクリーンの発生が多発する中、CLIP STUDIOの公式Twitterアカウントより、次のように、Microsoft Edgeをペンタブレットで操作した場合にブルースクリーンが発生することが告知されました:
ウェブブラウザのMicrosoft Edgeをペンタブレットで操作した場合、ブルースクリーンエラーとなりパソコンが再起動してしまう事を確認しました。
— CLIP STUDIO (@clip_celsys) October 4, 2021
CLIP STUDIO PAINTをペンタブレットで操作することは問題ございませんが、CLIP STUDIOはマウスで操作して下さい。本件はMicrosoftに報告しております。
CLIP STUDIO PAINTではなく、CLIP STUDIOについては、内部でEdgeを利用しているためか、マウスでの操作が必要のようです。
対策について
現時点で、Windows 10(Windows Update)や、Microsoft Edge、CLIP STUDIO側などでの修正アップデート等の案内はない状況であるため、それらにより問題が解消されるまでは、Microsoft Edgeをペンタブではなくマウスで操作する、もしくは、Microsoft Edgeの代わりにChromeブラウザなど、別のブラウザを利用するようにしてみてください。
なお、Windows 10の画面右下、タスクバーの天気予報の部分なども内部的にはMicrosoft Edgeを利用して動作しているなど、一部のツールやアプリケーションが内部的にEdgeを利用して動作している場合があるため、それらについても同様の注意をするようにしてみてください(Chromeをインストールしても、それらはEdgeが内部的に動作するため、別途注意が必要となります)。
追記:ワコムより回避策が案内
ペンタブレットメーカーのワコムより、ブルースクリーンへの一時的な回避策として、タブレットのプロパティ(ワクムタブレットのプロパティ)から、「Windows Inkを使う」のチェックを外す方法の案内が行われました:
ブルースクリーンエラーについて、一時的な回避策として以下お試しください。
— 株式会社ワコム (@wacom_info_jp) October 4, 2021
タブレットのプロパティから「マッピング」もしくは「位置調整」タブ→「Windows Inkを使う」のチェックを外してください。
※一部のアプリケーションでは筆圧機能が動作しなくなります。予めご了承ください。 pic.twitter.com/tavjlWumV9
追記:復旧
その後、Microsoft Edge 94.0.992.47 アップデートにて、問題が解消されたとの告知がありました。
Microsoft社が公開した、Microsoft Edge94.0.992.47にて、本現象が起きなくなったことを確認いたしました。
(引用元)
Microsoft Edgeの最新版へのアップデートを行ってみてください。
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