【PayPay】「読み取られた住所情報では認証ができません」エラーで本人確認できない問題と関連情報について

PayPayでマイナンバーカードを利用した本人確認（公的個人認証サービスを利用した本人確認）を行おうとした際に、住所情報に関する次のエラーが表示されてしまう場合があります。

読み取られた住所情報では認証ができません

別の方法で申請をしてください
本人確認書類の撮影をして、申請が可能です

[別の方法で申請を続ける]
[操作を中断して終了する]

このエラーメッセージを直接掲載して原因や対策について説明しているヘルプページは用意されていないようなのですが、PayPay公式のサポート用Twitterアカウントでは、「別の方法で申請を続ける」ボタンをタップして表示される、「顔認証と本人確認書類を利用した本人確認」を利用するようにとの案内が行われているため、参考にしてみてください（※その他の対処方法や、発生原因について言及されておらず、ちょっとした設定変更のような簡単な手順でエラー発生自体を回避できるような、回避しやすい原因ではなく、ICカードによる認証そのものを避ける必要があるような、回避しにくい問題なのかもしれません）。

お問い合わせいただき恐れ入ります🙇‍♀️
「公的個人認証サービスを利用した本人確認」ができない場合は、お客様より添付いただきました画像の「別の方法で申請を続ける」にて「顔認証と本人確認書類を利用した本人確認」をお試しいただけますでしょうか。

— PayPay公式サポート (@PayPaysupport) December 31, 2021

通常、本人確認としては、マイナンバーカードを利用する場合、のICカード機能を利用する「公的個人認証サービスを利用した本人確認」しか選択できないのですが、今回のエラーなど、一部のエラー発生時に表示される「別の方法で申請を続ける」を選択すると、マイナンバーカードであっても、カメラ撮影機能を利用した「顔認証と本人確認書類を利用した本人確認」の機能を利用した本人確認が利用できるようです（運転免許証の場合こちらの方式が利用されますが、そこからマイナンバーカードに切り替えることはできず、このエラー発生時の代替手段としての利用が特別なルートとして用意されているようです）。

ただしこの方法の場合、通常の「公的個人認証サービスを利用した本人確認」よりも本人確認の手続きが完了するまで時間がかかる（運転免許証と同様の水準となる）ものと思われるため、キャンペーンへの参加に間に合わせるためにマイナンバーカード読み取りによる高速な手続きが必須となっている場合等には、本人確認方法を変更することのデメリットに気を付けてください。

なお、今回のエラーに対して直接言及されているわけではありませんが、PayPayのヘルプページで本人確認の住所情報に関する言及としては、本人確認書類との表記違いに関する注意喚起が行われています。この内容は直接マイナンバーカードの認証について言及しているわけではありませんが、マイナンバーカードに記録されている情報と、PayPay側に提供している住所情報との間に差が発生していないかなどを、次のページの記載内容を参考に確認してみてください。

ご入力いただく情報は、利用する本人確認書類の情報と一致している必要があります。
情報に誤りがある場合、本人確認を行うことができません。
引っ越し等で本人確認書類の住所変更をしていない場合は、住所変更後にお申し込みください。

また、氏名や住所情報はご利用いただく「ハイフン表記(例：1-2-3)」であるか「〇丁目表記(例：1丁目2番地3)」であるかを含めて、利用された本人確認書類と同じ表記で入力をしてください。

（引用元）

• 本人確認ができない - PayPay ヘルプ

その他、本人確認に関連して発生する場合のあるエラーとしては、以下のようなものがあります。

入力した情報では更新できません

本人確認情報の更新ができませんでした
詳細はヘルプページをご確認ください
[ヘルプページを確認する]
[閉じる]

読み取りに失敗しました

何度も失敗する場合は
別の申請方法をお試しください
[再度スキャンする]
[別の方法で申請を続ける]
[操作を中断して終了する]

このマイナンバーカードでは
申請できません
別の方法で申請をしてください

マイナンバーカードに登録されている
生年月日情報では本人確認の申請ができません
マイナンバーカード以外の書類で
本人確認申請をしてください

[操作を中断して終了する]