スポンサーリンク
Androidスマートフォン「AQUOS sense6」のセットアップ後、ディスプレイ上の指紋センサーを利用したロック解除を行おうとしたところ、半分以上が「認識されませんでした」となってしまい、何度も何度も指の向きを調整しながらやり直さなければ反応しない状態でした。
その際に分かった仮説と、エラーを少なくすることができた対処方法について紹介します。
※「au AQUOS sense6 SHG05」+Android 11 を使用。
目次
スポンサーリンク
指紋認証を失敗しやすい状態に
「AQUOS sense6」は、ディスプレイに指紋センサーが内蔵されており、ディスプレイ下部に指を当ててロック解除を行うことが可能です。
ただしこの指紋認証を初期設定で設定した後、実際にロックを解除しようとしても「認識されませんでした」エラーが続いてしまい、指の当て方を微調整してようやくロック解除に成功する、という状態になってしまいました。
指の当て方によってはうまく解除される
このとき、指の当て方を意識的に初回登録時の当て方に近くなるように、しっかりと指の中央をセンサーにあてるとうまく読み取られる、という傾向が分かりました。
初期設定時の指の当て方の工夫で改善される?
ここで思い出されたのは、初回設定時、極力実際に利用するであろう持ち方・指の当て方で指紋を学習させようとしたもののなかなか学習が進まず、実際の持ち方から少しずつ離れ、指をセンサーに当てることに集中して登録してしまっていたことでした。
そのおかげで、登録自体はスムーズに進められたものの、実際の持ち方から離れた状態の指紋が登録されてしまった、ということが考えられました。
指紋の登録をやり直す
そこで、こういった場合に同じ指を2重に登録する方法が利用されることもありますが、あくまで1つの指に対して1つの登録、という状態を保つことが指示通りの利用方法に見えたため、一度指紋を削除して、もう一度設定をやり直すようにしてみました。
「設定」アプリを開き、「セキュリティ」>「指紋」へ進み、「PINの再入力」を行った後、一度ゴミ箱ボタンをタップして指紋を削除した後、改めて「指紋を追加する」ボタンから指紋の登録をやり直しました。
そして今回の登録では、普段使う自然な持ち方・手軽に押せる範囲から外れないような指の当て方を意識して登録を進めました。
認識ミスが激減
その結果、それ以降、ロック解除の成功率が大きく上がり、これまで意識的にセンサーの場所表示を覆い被せるように指を当てていたところから、かなり大ざっぱな当て方、覆い隠すように意識的に無理して当てる方法でなくとも、ロック解除が成功するようになりました。
再登録という対策
このように、初回登録時は普段使う際の持ち方・当て方とは異なる方法で指紋登録をしてしまっていることも考えられるため、初回登録してからさっぱり指紋認証がスムーズに行かない、という場合には、改めて実際の持ち方・当て方を意識して登録をやり直してみることも、試してみてください。
そもそも登録時からうまく反応しない場合
なお、登録時からうまく指紋の読み取りが動作しない場合、そもそもの指紋より採り機能に何らかの問題が発生していることが考えられます。
例えば、AQUOS sense6 は液晶画面内に(タッチパネル内に)指紋センサーが埋め込まれていることから、以下のような注意書きも案内されています:
画面保護フィルムを貼っていたり、画面内の指紋センサー部分が汚れていると、ロック解除時に問題が生じることがあります。
画面保護フィルム・ガラスフィルムを貼ると、指紋の登録、認証ができない場合があります。
指紋認証機能をご使用の場合は、本製品の指紋センサーに対応した保護フィルムをご利用ください。
対応フィルムについては、フィルムの製造元へお問い合わせください。
(引用元)
これは液晶フィルムの影響で問題が発生する場合があることの指摘ですが、液晶なので表面の皮脂なども性能低下の原因となるため、そういった原因にも注意してみてください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク