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本日2022年5月3日頃より、一部のInstagramユーザーの間で、アプリを起動すると突然「生年月日を追加」という生年月日の入力を強制する画面が表示されるケースが急増しています。
この影響で、「いつも通りInstagramを閲覧することができない」「生年月日の入力が強制になった」「生年月日/個人情報を入力したくない」「生年月日の入力を回避できない」等の声が増えています。
また、それと関連してか、現在同時に「勝手にログアウトされてしまいログインできなくなった」「フィードをリフレッシュできませんでしたエラーが出る」などの声も増えています。
今回は、現在表示されるユーザーが増えている「生年月日を追加」表示の内容や、設定する際の注意点、また、設定ミスをしてしまった場合に発生することや表示される画面(アカウントがブロックされました あなたはInstagramの年齢制限を満たしていない可能性があります)、および、それと関連する情報などについて紹介します。
目次
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「生年月日を追加」画面
本日2022年5月3日より、生年月日が未登録となっているInstagramユーザーのうちの一部のユーザーにおいて、Instagramアプリを開いた直後に突然表示されるケースが増えているのが、次の「生年月日を追加」画面です。
生年月日を追加
Instagramを引き続き利用するには、生年月日を入力する必要があります。このアカウントがビジネス用やペット用であっても、あなたの生年月日を入力してください。
この情報は、コミュニティで若い世代の人たちの安全を守るために役立ちます。生年月日の情報は、広告の表示など利用者に合ったサービスの提供にも使われます。この情報は公開プロフィールでは表示されません。
[2022年5月3日 0 years old]
[保存する]
※その後メッセージが変更された、次の文面が表示される場合も増えています(2022年5月14日時点):
生年月日を追加
ビジネスやペットなどに関するアカウントでも、生年月日を入力してください。この情報は公開プロフィールには含まれません。 [入力が必要な理由]
[2022年5月14日 0 years old]
アプリを開き直してもこのメッセージが表示され、生年月日の選択後に「保存する」ボタンをタップすると、「あなたは○○歳歳ですか?」という確認が表示されます(※翻訳の問題か「歳」が二重に表示されてしまう状態のようです)。
※日付を変えずに0歳として登録しようとした場合には、「あなたは0歳歳ですか?ビジネスやペットなどに関するアカウントでも、あなたの誕生日を入力してください」と表示される場合もあります。
表示される理由・背景について
Instagramは以前より、メッセージ内にも記載のある通り、若い世代の安全を守るための対策を強化しています。
その一環として、設定された生年月日を利用した、様々な機能のリリースが進んでいます。
1. 18歳未満の利用者と彼らがフォローしていない大人とのダイレクト機能を制限
2. 不審な行動を取るアカウントとのやりとりを警告し、対応策を通知(2021年3月より数か国で提供開始し、より多くの国と地域で順次利用可能に)
3. 18歳未満の利用者にのアカウント非公開を推奨する通知を表示
(引用元)
その一方で、それらの対策において重要となる「生年月日の入力」を促すべく、新しくアカウントを作成する際に、生年月日の入力を必要とするようになる変更も行われていました。これにより、多くの国と地域でInstagramが利用できない13歳未満ユーザーの登録を防ぐ等の対応が行われています。
本日より、Instagramで新たにアカウントを作成する際に生年月日を確認します。Instagramの利用規約上、大部分の国と地域で、利用者がアカウントを開設するためには13歳以上である必要があります。生年月日の情報を共有いただくことで、13歳未満がInstagramのアカウントを開設することを防ぎ、若い世代の安全を確保するとともに、利用者の年齢により適した体験を提供したいと考えています。
(引用元)
これらの対策が一層進み、5月3日頃より、生年月日が未登録となっているユーザーの一部に対して、生年月日の追加を促す表示が出されるようになったものと思われます。
公式ヘルプにも、次のような、生年月日入力を促す方針に関する記述が設けられています。
年齢制限未満の方がInstagramを使用することがないよう、誕生日の登録をお願いしています。
(引用元)
表示された場合の注意点
このInstagramに対する生年月日の登録における注意点は、「このアカウントがビジネス用やペット用であっても、あなたの生年月日を入力してください」という部分です。
これはどういう意味かというと、例えば飲食店の公式アカウントで生年月日を登録する際に「開店日」などを生年月日として入力してしまうのではなく、Instagramを利用するユーザー(今利用しているユーザー)の生年月日を入力しなければならない、という意味です。
もちろん、面倒だからといって、適当な日付を入力したり、今日の日付のまま保存しようとしたり、といったことも、「あなたの生年月日」ではないため、避けるように注意してください。
アカウントがブロック・削除されてしまう可能性
正しい生年月日を入力すべきだ、といったこととは別に、生年月日に誤った年月日を入力してしまった場合に問題となるのが、このInstagramの「生年月日」の設定内容は、先ほども紹介した通り、13歳未満の利用を防ぐといった用途で利用される点です。
ヘルプには、次の記載があります:
登録した誕生日から年齢が13歳未満となる場合、「あなたはInstagramを利用できる年齢条件を満たしていないようです」というメッセージが表示されアカウントが削除されます。
(引用元)
生年月日の入力後にアカウントが利用できなくなった場合は
実際、生年月日に今日の日付を入力した場合など、13歳以上であるにも関わらず13歳未満と判定されるような日付を設定して保存し、確認画面が表示されても保存を継続した場合、アカウントがロックされ、一定期間の経過後に削除されてしまう可能性があります。
そういったアカウント削除されてしまった場合には、「アカウントがブロックされました」画面から「異議申し立て」の手続きが利用できるようになっているため、そちらの利用を検討してみてください(「年齢確認にご協力ください」表示)。
アカウントがブロックされました
あなたはInstagramの年齢制限を満たしていない可能性があります
あなたが13歳以上であると確認できない場合、アカウントは30日後に停止されます。この期間を過ぎると、アカウントを回復できなくなります。
この判断に異議を申し立てる場合は以下をクリックしてください。
[異議申し立て]
[ログアウト]
また、ヘルプにも、手順に関する案内があるため、そちらも合わせて参考にしてみてください。
Instagramによるアカウント削除の決定に異議申し立てを行うには:
下部にある[異議申し立て]をタップします。
画面の指示に従って有効な本人確認書類を提出します。
(引用元)
本人確認書類の提出が必要となり、また、審査には最大30日かかる場合があるとされています。そのため、審査が完了するまで利用できなくなる等の影響も考えると、生年月日の入力時には入力ミスを含め、よく注意して操作するようにしてみてください。
追記:年齢を直接入力するタイプが登場
その後、生年月日の入力画面がいきなり表示される代わりに、年齢を直接入力する画面が新たに表示されるパターンが増えているようです。
付録:英語設定で利用している場合
英語設定で利用している場合、「生年月日を追加」画面は英語で次のように表示されます:
Add your birthday
Before you can continue using Instagram, you need to provide your birthday, even if this account is for something like a business or pet.
This helps us protect younger people in our community. We'll also use your birthday to help personalize your experience, including ads. It won't be part of your public profile.
[May 3, 2022 0 years old]
[Save]
アカウントがブロックされた場合の表示は次の通りです:
Account blocked
You may not be old enough to use Instagram
We'll disable your account within 30 days if you're not able to confirm you're at least 13. After this period, your account will not be recoverable.
Click below to appeal this decision.
[Appeal]
[Log out]
参考
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