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iOS16へのアップデート以降、iPhoneの充電中に「充電保留中」と表示される場合があります。
この表示の意味や、関連情報等について紹介します。
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「充電保留中」通知表示
iOS 16 へのアップデート以降、iPhone上に新たに表示されるようになったのは次のような表示です:
充電保留中
iPhoneが通常の温度に戻ると充電は再開されます。
英語設定時は次のような文面となります:
Charging On Hold
Charging will resume when iPhone returns to normal temperature.
意味
この表示について、「充電保留中」という言葉や、「温度」というのが一体何の話をしているのか、と疑問に思うユーザーもいるようです(というのも、後述するとおり、特にiPhone本体を触っても熱くない状態の場合があるため)。
充電保留中
「充電保留中」とは、以前から同じAppleの提供しているmacOSでも同じ言葉が表示される場合があり、これは「電源に接続しているものの、バッテリーへの充電をわざと行わないようにしている」ことを意味しています。
つまり、例えば現在のバッテリー残量が80%であれば、この表示が出ている場合充電されず、81%にしようとしない動作をiPhoneは行います。
iPhoneが通常の温度に戻ると充電は再開されます
一方「iPhoneが通常の温度に戻ると充電は再開されます」というのは、「充電保留中」の状態になった理由や詳細について説明している文章です。
これは、「いつ戻るか」という側面から説明されていますが、別の言い方をすると「現在iPhoneが高温となっているため、高温でなくなるまで充電の保留を続けます」のような意味です。
対処
そのため、現在のバッテリー残量以上に充電を行う、つまり、充電の保留を解除して充電を再開しようと思った場合には、iPhoneの温度を下げる必要があります。
例えば、屋外でモバイルバッテリー等を利用して充電しているのであれば直射日光を避ける、屋内であれば冷房を付けて室温を下げる、ケースがiPhone全体を覆っているタイプであればケースを外すなど本体の温度が上がる外部要因を取り除いたり、アプリのアップデート等の高負荷の処理を行っている場合は終了を待つ、ゲームアプリのような高負荷のアプリを利用している場合は終了して温度が下がるのを待つ、充電を優先するためにiPhoneを操作せずにしばらく置いておく、しばらくの時間iPhoneの電源を切っておく、ワイヤレス充電を利用している場合は有線での充電にするなど、iPhoneの使い方的に内部の温度が上昇しやすい使い方を避けるなどの対策が考えられます。
またそれらの一環としてiPhone本体を一度再起動したり、充電ケーブルをしばらく外してから指し直すなどの対応も行ってみてください。
類似の警告機能に、高温時にiPhoneが利用できなくなる機能があるのですが、そちらに関する公式ヘルプでは、温度を下げるための方法として以下が紹介されています:
できるだけ早くデバイスを使える状態に戻すには、本体の電源を切って涼しい場所に移し (直射日光は避ける)、冷まします。
(引用元)
iPhoneが特に熱くないのに表示される
なおこの表示に関して、特にiPhoneが熱い訳でもないのに表示されるとの声もあります。
こちらに関しては、今回の機能に関する公式ヘルプ等が今のところ公開されていないため、詳細は分かっていません。
参考
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