情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【Edge】「このコンテンツはブロックされています。問題を解決するには、サイトの所有者に問い合わせてください」でBingロゴボタン(検出)が表示できない現象について

Edge (43)

Microsoft Edgeブラウザの右上に新しく追加されたBingのチャットアイコンのボタンをクリックしても、「検出」という画面に「このコンテンツはブロックされています。問題を解決するには、サイトの所有者に問い合わせてください。」と表示されるだけで、うまく動作しない問題が発生する場合があります。

この現象の原因、問題の切り分けに関する情報を紹介します。

※ウイルス対策ソフトの設定を変更することで問題が解消される、というタイプであり、設定を維持したまま解消できた訳ではないため、どのあたりが原因になっているのかは分かってきたものの、対策としては利用しにくい/対策が分かったとは言いにくいものとなっています。

「このコンテンツはブロックされています」エラーで動作しない

Microsoft Bingの最近のアップデートにより、画面の右上に、チャットの吹き出しの中にBingのロゴが入ったような、目立つボタンが追加されました。

それをクリックすると、通常であれば「チャット」や「作成」「分析情報」などと書かれた画面が表示され、「新しいBingへようこそ」などが通常表示されます。

しかしそれらが何も表示されず、「検出」という見出しの中に、次のエラーメッセージだけが表示されてしまい、正常に利用できない問題が発生する場合があります。

このコンテンツはブロックされています。問題を解決するには、サイトの所有者に問い合わせてください。

カスペルスキーを利用している場合に発生

このエラーが発生する原因の一つに、ウイルス対策ソフトとして「カスペルスキー(Kaspersky)」を利用している場合に発生する、というものがあるようです。

実際にカスペルスキーインターネットセキュリティの画面を開いて、画面左下の「設定(歯車)」を開き、「ネットワーク設定」内の「トラフィック処理」>「Webページと連携するためWebトラフィック内に埋め込む」という設定を「オフ」にして保存した上で、Edgeブラウザを再起動することで、通常通り表示されるようになります。

対策としては使いにくい

ただし、実際に設定を変更しようとすると分かる通り、次の警告が表示されるため、推奨されない設定変更となっており、カスペルスキーの動作の影響を受けていることは分かる(問題の切り分けにはなる)ものの、そうした設定変更なしに、カスペルスキーの推奨する設定を維持したまま回避する方法は分かっていません。

この処理を実行すると、コンピューターの安全性が低下します。

Webトラフィック内へのスクリプトの埋め込みは、次の保護機能が正常に機能するために必要です:ネット決済保護、Webトラッキング防止、危険サイト診断、バナー広告対策、保護者による管理。

Webトラフィック内へのスクリプトの埋め込みを無効にしますか?

[続行] [キャンセル]

今後の何らかのアップデート待ちか

そのため現時点で分かっているこの範囲では、今後のカスペルスキー側、もしくはBing側のアップデート等によりこの問題が解消されるのを待つ、というのが基本的な対策となります。

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