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X(旧Twitter)にて、「x.com」というドメインのURLがツイートに含まれていたり、URLをコピーして共有しようとしたらtwitter.comではなくx.comになっていた、Xからのメールがtwitter.comのメールアドレスからではなく、x.comのメールアドレスから届いた、など、Xユーザーの間で「x.com」というドメインのURLを見る機会が増えているようです。
現時点での変更状況や、「x.com」からのメールが届いたり、「x.com」のURLを見かけるなどして「怪しい」と思ったユーザー向けの情報を紹介します。
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「x.com」ドメイン
「x.com」という、一見して「怪しい」とも言われがちなこのドメインは、Twitter社を買収したイーロン・マスク氏が以前より所有していたドメインです。
2017年7月5日、マスクはX.comのドメイン名をPayPalから買い戻した
(引用元)
「Twitter」のサービス名が「X」へ変更されたことで、この「x.com」が「X」用のドメインとして利用されるようになり始めた模様です。
このような背景があるため、怪しい得体の知れないドメイン、というわけではありません。次は、購入当時のマスク氏からのツイートです:
Thanks PayPal for allowing me to buy back https://t.co/bOUOejO16Y! No plans right now, but it has great sentimental value to me.
— Elon Musk (@elonmusk) July 11, 2017
また、以前よりマスク氏が所有していたドメインであるため、「Twitterのために新たにものすごい金額を出して購入した」という訳でもないようです。ただし、購入時の購入金額は明らかではないものの、相場は相当な金額のようです。当時のニュース記事にて説明されています:
It’s unclear how much Musk spent for the domain name—which is one of just three available single-letter .com domains—but Silver estimated it could be as much as an eight-digit figure ($10 million).
(引用元)
「x.com」は「twitter.comlに転送される状態
なお、x.comのトップページは現在、twitter.comへ転送されるようになっています。
ツイート共有時のURLが一部「x.com」に
また、iOS版Xアプリ最新版では、ツイートを共有しようとしたときにコピーされるURLが、「https://x.com/」始まりのURLに変更されており、ここから「x.com」を見かける機会が増えているようです。
ただし、Android版xアプリの最新版やPC版(ブラウザ版)では今のところ、「https://twitter.com/」始まりのURLが共有用URLとしてコピーされる状態のままのようです。
このあたりは、今はこのような違いがあれど、今後徐々に「x.com」が利用されるケースが増加していくことが予想されます。
メールの送信元も一部「x.com」へ
その他、Xから届くメール、例えばログイン時の通知メールは、「@x.com」のメールアドレスから届くように変更されています。
他のメールでは「@twitter.com」が利用されていたり、文面は「Twitterへの新規ログインがありました」と「Xへの新規ログインがありました」に変更されていないなど中途半端な状態となっていますが、今後「twitter.com」から「x.com」へと変わっていくものと思われます。
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