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iPhone 15(iOS17)の発売に伴い、iPhoneからiPhoneへの機種変更を行うユーザーが急増しています。
クイックスタートでの直接デーこのタを転送する引き継ぎ方法を行った後、転送元のiPhone(今まで使用していたiPhone)上に「転送が完了しました」と表示された後、「このiPhoneを消去」という画面が突然表示される場合があります。
今回は、「どうして急にデータを消す画面が出てきたの?」などと困惑しているユーザー向けに、この画面が表示される理由や、「続ける」と「今はしない」のどちらをタップした方が良いのかなどについて、紹介します。
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「このiPhoneを消去」表示
iPhoneのデータ引き継ぎが完了すると、引き継ぎ元のiPhone上に、次の画面が表示されます:
転送が完了しました
データがもう一方のiPhoneに転送されました。
[続ける]
ここで「続ける」をタップすると表示されることがあるのが、「このiPhoneを消去」という次の画面表示です:
このiPhoneを消去
消去するとApple IDからサインアウトされ、個人データが削除されるので、このiPhoneを安全に下取りに出したり、譲渡したりできます。
以下の項目がこのiPhoneから安全に削除されます:
・アプリとデータ
・Apple ID
・探す
・ウォレット
[続ける]
[今はしない]
突然iPhoneのデータを消す話が始まり、戸惑ってしまうかもしれません。
表示の意味
この表示は、「転送が終わった転送元iPhoneを今後下取りに出したり、譲渡したりするのに備えて、データを削除しておくと安全なので、消去を行いますか?」のような意味合いで表示されています。
つまり、「転送が終わったからもうこのiPhone内に保存されているデータは不要だろう」という立場に立った表示です。
「続ける」をタップして大丈夫?
あまりに突然表示される表示であり、「続けるをタップして大丈夫なのか」や「続けると今はしないと、どちらをタップすべき?」などの疑問を持つユーザーも少なくないようです。
データ引き継ぎ直後のおすすめは「今はしない」
データ引き継ぎ直後どちらをタップするのがおすすめかと言えば、「今はしない」です。
なぜかというと、データの転送が終わっても、実際にアプリを利用してみると引き継ぎができていなかったり、引き継ぎが不完全だったりする場合があり、そうしたときに、前のiPhone上でログインに必要な情報を確認したり、追加の引き継ぎ設定をしたり、データをバックアップし直したりなどの対策ができる場合があるからです。
つまり、引き継ぎを行った後であっても、引き継ぎ元のiPhoneが活躍する機会があり得るためです。
今後、今まで利用していたiPhoneを手放す予定・計画があったとしても、新しいiPhoneで一通りのアプリのデータが問題なく引き継げていて今まで通り利用できていることが確認できるまで、元のiPhoneはそのままにしておくことがおすすめです。
適宜iPhoneを消去
そうした上で、移行元のiPhoneが不要になったことを確認できた段階で別途、「設定」アプリの「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」から、ふたたび「このiPhoneを消去」画面を開き、「続ける」を改めて選択することが可能です。
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