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2023年10月23日、SMSで住所が分からず届けられないとの連絡や、指定の場所に届けたので確認するように等の内容のSMSが突然届くユーザーが急増しています。
それらのSMSの内容や、「偽物なの?」「どうすればいいの?」「どこの配送業者なの?何の荷物?どうして住所が一部消失しているの?」などと疑問に思っているユーザー向けの情報を紹介します。
【最新情報】2024年1月1日現在、類似の文面のSMSが急増中です。詳細はこちら:「【詐欺SMS】宅配便の不在通知パターンと注意点・対処法まとめ」
目次
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「住所が欠落しており」SMS
2023年10月23日、次のSMSが届くユーザーが急増しています:
住所が欠落しており、正確な配送ができません。 https://t.co/**********
特に配送業者名は表示されておらず、何の荷物なのかも分かりません。ただし、URLが添付されており、リンク先を開いた場合、「APP Storeアカウントは安全異常があるので、再度ログインしてください」などが表示されます。
「お荷物の住所が一部消失のため配達することができません、ご確認ください」SMS
次のSMSが届く場合も増加しています:
お荷物の住所が一部消失のため配達することができません、ご確認ください。 https://t.co/**********
冒頭に飾り付けのような記号や、中国語のように見える漢字が追加されていたり、途中で改行されているような場合もあります。
「貴殿のお届け物が指定の場所に届きました。ご確認おねがいします」SMS
「配達できなかった」の逆に、配達できたので確認するように、との連絡が届くケースも増えています。
貴殿のお届け物が指定の場所に届きました。ご確認おねがいします。 https://t.co/**********
「お客様のお荷物が指定の場所に到達しました。ご確認お願いいたします」
同様の内容で、次のような少し異なる文面で届く場合もあります:
お客様のお荷物が指定の場所に到達しました。ご確認お願いいたします。 https://t.co/**********
いずれも偽物のSMS
しかしこれらのSMSは、いずれも配達が本当にあるから届いた連絡、つまり本物の連絡ではなく、偽物の連絡(偽SMS)です。
URLにアクセスしないように注意
そのため、どこの業者なのか、何の荷物なのか、などと気にする必要はなく、添付されているURLにアクセスしてしまわないように注意してください。
アクセスしてしまっても指示に従わない
また、URLを開いてしまったとしても、表示される画面(Apple IDのログイン画面等)も偽物(偽サイト)であるため、表示に従ってログインしようとパスワード等の情報を入力してしまったり、個人情報・支払い情報(クレジットカード情報)などを入力してしまわないように注意してください。
それらを入力してしまうと、例えば、入力した情報が悪用され、身に覚えのない支払い・出金などに繋がってしまう恐れなどがあります。
その他具体例としては、アプリ(偽アプリ)をインストールするように促されるケースも注意が必要なパターンのひとつなので、注意してください。
特にその偽アプリをインストールしてしまった場合、こうした偽SMSをばらまく端末として使用され、自身の電話番号から、大量の偽SMSを様々な電話番号に対してばらまいてしまう恐れもあります(今回届いている偽SMSも、以前そのようにして乗っ取られてしまった端末からばらまかれているものと考えられます)。
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