情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【Edge】「保存されたデータ」を非表示にする・入力履歴を個別に削除する方法

Edge (47)

Microsoft Edgeブラウザでフォームの入力欄に入力しようとした際に、「保存されたデータ」という枠が表示され、過去の入力履歴が表示される場合があります。

この「保存されたデータ」を非表示にしたい、「保存されたデータ」内に表示される入力履歴を削除したい、場合の操作方法について紹介します。

※Microsoft Edge Version 119.0.2151.72 (Official build) (64-bit) にて確認(2023年11月26日時点最新版)。

「保存されたデータ」を非表示にする方法

入力しようとした際に入力欄のそばに表示される「保存されたデータ」表示機能を無効にするには、Edgeの「設定」を開いて、「プロファイル」を開きます(「edge://settings/personalinfo」からも開けます)。

そして、「基本情報の保存と入力」を「オフ」にします。

ここには説明として「電話番号」「メールアドレス」「住所」などと書かれていますが、ここを「オフ」にすることで、そうした個人情報関連ではない入力履歴情報も表示されなくなり、「保存されたデータ」という表示自体が丸ごと表示されないようになります。

選んで削除する方法

「保存されたデータ」に表示される項目を、1つ1つ選択して個別に削除したい場合は、以下のような手順で削除することができます。

消したい項目が「保存されたデータ」に表示されている状態で「↓」キーを押して削除したい項目に選択状態を移動させた上で、キーボードの「Shift」キーを押しながら「Delete(Del)」キーを押します

すると、特に確認表示なしに、「保存されたデータ」から削除され、表示されなくなります

すべて削除する方法・まとめて削除する方法

1つずつではなく、すべて削除したい・まとめて削除したい、という場合には、「閲覧データをクリア」機能から、まとめて削除することが可能です。

しかし、「保存されたデータ」に表示されるものの削除に限定される機能ではないため、利用には注意が必要です。

削除の範囲を絞って「オートフィルフォームデータ」に絞ってもクレジットカードの入力情報など思わぬ削除を巻き込んで行ってしまう可能性があります。また、Microsoftアカウントにログインしていると他のデバイスからも同期されたデータが削除されてしまうなど、影響が大きいため、利用には注意が必要です。

また、「閲覧データをクリア」は、保存された「パスワード」や「閲覧の履歴」までもまとめて削除できる機能であるため、注意深く表示内容をよく確認した上で操作しない場合に、思わぬ削除をしてしまう恐れがあるため、気を付ける必要があります。

このような性質を持つ機能であるため、基本的には1つずつ削除する先ほどの方法がおすすめです。

具体的な手順

具体的に「閲覧データをクリア」機能は、Edgeの「設定」を開き、「プライバシー、検索、サービス」内にある「閲覧データをクリア>今すぐ閲覧データをクリア」の右にある「クリアするデータの選択」をクリック(または、「Ctrl+Shift+Delete」)して、開くことができます。

「保存されたデータ」で表示される入力履歴は、「閲覧データをクリア」の中の削除対象項目として表示されるうちの「オートフィルフォームデータ(フォームやカードを含む)」に該当するため、「オートフィルフォームデータ(フォームやカードを含む)」のみをチェックして他のチェックを外し、「今すぐクリア」を押すことで、削除することができます(時間の範囲を指定すると、最近入力したデータのみ削除する、といったことも可能です)。

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