情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

【SMS】SBI-NISA「新NISA交流グループがオープンしました」はSBI証券からの公式なSMSなの?について

SMS (344)

2024年3月19日現在、「SBI-NISA」という送信元から突然「新NISA交流グループがオープンしました、急騰株をプレゼント、今すぐ参加しましょう」と書かれたSMS(ショートメール)が届いた、というユーザーからの報告が増加しています。

こうしたSMSを受け取り、「SBI-NISAってSBI証券から送られてきたSMSってことなの??」と疑問に思ったユーザー向けに、このSMSに関する情報を紹介します。、

突然届く「新NISA交流グループ」SMS

2024年3月19日現在、次のような文面のSMSが「SBI-NISA」という送信元から届いた、というユーザーが急増しています。

新NISA交流グループがオープンしました、急騰株をプレゼント、今すぐ参加しましょう>>https://*******.vip/****

添付URLはLINEが開くURLとなっています。

SBI証券のSMS利用について

こうしたSMSに関して、「SBI証券がSMSを送信するわけがない」と感じるユーザーがいるかも知れませんが、SBI証券は、SMSを利用することがあるとの案内を行っています。

【当社が送信するSMSの利用用途】

当社SMSの配信は、以下のご連絡に限定して取扱います。
引用元

しかしその一方で、本当にSBI証券から送信したSMSであるかどうかを確認する方法についても案内されており、「以下の送信元電話番号以外からは送信いたしません」とされている一方で、そこで紹介されている電話番号の中に「SBI-NISA」というものはありません

SBI証券からのSMSではない

また、内容についても該当する物が案内されていないこと、メッセージで使用するURLの一覧に今回のSMS記載のURLが含まれていないことなどから、今回の「新NISA交流グループがオープンしました」という「SBI-NISA」という送信元から届いたSMSは、SBI証券関連のSMSのように見えたとしても、SBI証券からのSMSではない、と考えられます。

注意

そのため、SBI証券からの案内・キャンペーンだと誤解してリンク先を開いたりしてしまわないように注意してください。

LINEを悪用した投資詐欺に注意

また、LINEグループなどに誘導する投資詐欺が昨今大きな問題となっており、LINE運営からも注意喚起が行われています。そちらも確認してみてください。

投資詐欺
LINEを通じて投資の話を持ちかけ、お金を騙し取ろうとする投資詐欺が増えています。
引用元

類似パターン急増中(2024年4月2日)

同じ「SBI-NISA」という送信元表示で次のようなSMSが届くユーザーが急増しています。

株式投資家必見

本日、株式****、****が上昇!
LINEで連絡して売却時期を入手しましょう:https://****.**/****

類似パターン(2024年4月4日)

以下の類似パターンが、2024年4月4日現在、増加しています。

株式投資の達人サークル、毎朝8時に今日の急騰株を発表します >> https://...

送信元は「SBI」や「SBI-VIP」と設定されています。

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