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【X(旧Twitter)】「Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.」エラーでアクセスできない原因と対策について(Microsoft Edgeブラウザ)

Twitter (624)

本日2024年5月17日20時現在、X(旧Twitter)にアクセスした際に、「Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.」というエラーメッセージが表示されてしまい正常にアクセスできない問題の発生するユーザーが増加しています。

特に今回は、本日突然Microsoft Edgeにてエラーが発生するようになったユーザーを対象に、その原因となっている設定項目や症状などについて紹介します。

「Something went wrong, but don’t fret」エラーになる

本日2024年5月17日13時30分頃より、Microsoft Edgeブラウザから「X(旧Twitter)」にアクセスした一部のユーザーの間で、次のエラー画面が表示されてしまいアクセスできない、と困ってしまう問題の発生が急増しています。

Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.

[Try again]

発生するユーザーと発生ないユーザー

なお現在、Microsoft EdgeブラウザからTwitterにアクセスしても、何の問題もなく普段通り利用できているユーザーとそうではないユーザーに分かれている状態です。

x.com

その要因のひとつとなっているのが、Xを「twitter.com」で利用しているか、「x.com」で利用しているか、の違いです。

本日、twitter.comからx.comへの転送(リダイレクト)が開始され話題となっている一方で、場合によってはtwitter.comのままアクセスでき、twitter.comで利用している場合は問題なく動作している一方で、エラーは「x.com」側で発生しています。

本日この「x.com」にアクセスするユーザーが増加した結果、エラーの発生も同時に増加している模様です。

ブラウザの設定

もうひとつの要因となっているのが、ブラウザのとある設定の設定状況です。

その設定とは、Microsoft Edgeの「設定」>「プライバシー、検索、サービス」>「トラッキングの防止」の設定です

具体的には、ここの「追跡防止」で「厳重」を選択している場合に、エラーが発生してしまっている模様です。

対策について

このような状況であるため、Xにアクセスして利用したい場合には、以下のような対策方法の利用を検討してみてください。

  • x.comにアクセスし、アドレスバーの左の鍵マークをクリックして、「このサイトでの追跡防止(厳重)」を「オフ」に切り替えてから再読み込みする(x.comのみ個別に無効化する)
  • 追跡防止の設定を「厳重」から「バランス」に変更する
  • Microsoft Edge以外のブラウザ(Chromeなど)を利用する(Chromeの「セーフブラウジング機能」で「保護強化機能」を選択しても、エラーにはなりません)

これらの方法の利用ができない/避けたい場合には、問題の解消までしばらく待つようにしてみてください。

追記1:「Some privacy related extensions may cause issues on x.com. Please disable them and try again.」表示が追加

その後、エラーメッセージ下部に次のエラーメッセージが表示されるようになりました:

Some privacy related extensions may cause issues on x.com. Please disable them and try again.

今回紹介している「Microsoft Edgeブラウザ」以外にも今回のエラー発生が増加しており、それらも含める形でのエラーメッセージとなっています。

追記2:Edge + 追跡防止厳重 での発生が解消か

さらにその後、Microsoft Edgeブラウザで追跡防止設定を「厳重」に指定していても、それだけではエラーにならない、という状態に解消された模様です。

しかし、Edgeおよびその他のブラウザ(Chromeなど)において、その他の原因(ブラウザの拡張機能、VPN、セキュリティ関連ソフトウェア等)によってこのエラーが発生する場合があるようです。

ブラウザで有効にしている拡張機能を無効にしてみたり、接続するネットワークの変更など、通常のXの挙動を変更したり、通信を遮断・抑制・制御するようなソフトウェアとの相性を確認するようにしてみてください。

付録:英語エラーの日本語での意味

なお、今回のエラーメッセージである「Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.」という英語は、日本語に直すと「何かがおかしいようですが、心配しないでください。もう一度やってみましょう。」のような意味となります。Xらしく、比較的カジュアルなメッセージであると同時に、原因の詳細に関する情報のようなものは、特に含まれていません。

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