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グラフィックボードの冷却ファンが回転しない、という現象が2種類、手元の自作PCで発生しました。
「グラフィックボードのファンが回転しないのだけど故障なの?」と疑問に思ったユーザーなど向けに、そのときの状況についてメモしておきます。
目次
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パターン1(症状):最初だけ回転して止まってしまう
ひとつは、ファンが2つ搭載されているグラフィックボード「ASUS Dual GeForce RTX™ 4060 V2 OC Edition 8GB GDDR6」(メーカー公式ページ、Amazon)の利用時で、起動直後はファンが回転しているものの、しばらくしてファンが回転を停止してしまう、というパターンでした。
起動直後のファンの動きを見ていない場合は、「ファンが全く回転しない」「ファンが故障して回らなくなってしまった」のように感じてしまう場合もあるかと思います。
パターン2(原因):必要なときだけファンが回転する仕様
これは、もともとそのような動作をするようにグラフィックボードが作られている、ということが原因でした。
起動時はファンが回転するようになっているものの、その後ファンが常に回転し続ける仕様ではなく、GPU負荷が上昇し温度が上がった場合にのみ回転するように作られており、負荷が低かったことで、回転が停止していることが原因でした。
今回のグラフィックボードでは、特に高負荷をかけた訳ではない状態において、56℃くらいまでGPU温度が上昇するとファンが動作し始め、40℃くらいまで低下するとファンが停止しまたGPU温度が上がり始めるのですが、再び56℃くらいに上昇するまではファンは停止したままで、56℃ほどに達すると再度ファンが短い時間回転する、という温度の上昇と低下、ファンの停止と回転、を繰り返していました。
こうした動作に関しては、メーカー公式ページでも次のように紹介されていました(こうした機能を搭載しているからといって、必ず公式ページで紹介されているとは限りません)。
より静かに負荷の軽いゲームを楽しむために、GPUコアの温度が50度を下回ったときにファンの回転を止めることができ、停止モードではすべてのファンを停止します。
(引用元)
パターン2(対策):正常動作なので問題なし
そのため、ファンの回転停止は正常な動作であるため、特に対策をとる必要はありません。
ファンを強制的に回転することも可能
なお、設定の変更により、こうした「自動」でファンが回転・停止するデフォルトの動作を変更し、手動で指定した速度で回転させ続ける(強制的に回転させる)ことが可能な場合もあります。
今回のグラフィックカードもそのタイプで、設定変更で回転を強制することができました(手順)。
パターン2(症状):負荷が高まっても回転せず落ちる
もうひとつのパターンは、「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060」(メーカー公式ページ、Amazon)にて発生しました。
こちらも2つの冷却ファンを搭載しているグラフィックボードでしたが、起動時もファンが回転せず、また、高負荷時にもファンが回転しませんでした。
ファンが回転しないため、通常時でも70℃を超えており、負荷をかけるとグラフィックボードが動作しなくなり、そのグラフィックボードに接続していたディスプレイが映らなくなってしまう現象が発生しました。
こちらは、グラフィックボードの抜き差し・掃除を行った結果、片方のファンが回転するようになりましたが、もう片方は引き続き回転しないままでした。
2つのファンは配線上、電源が共通であるため「片方だけ回る」ということはないはずで、両方のファンを回そうとしているにもかかわらず片方しか回らない状態、であると考えられる状態です。
パターン2(原因):ファンの故障
そうした症状から、冷却ファンの故障が原因と考えられました。
廃棄前に、取り外したグラフィックボードのファンを指で回してみると、どちらも回転が重く、回らなかった片方は特に非常に重く、力を入れないと回りにくいような状態でした(※通常、電源を入れてファンを回す以外にファンを手動で回そうとすることは故障の原因になりかねないため、推奨されません)。
パターン2(対策):グラフィックボードの買い換え
この、グラフィックボードに搭載されているファンが故障した、という状況であると判断した場合には、GPUファンの換装といった直接的な方法も考えられますが、基本的にはグラフィックボードの買い換えが対策となるかと思います。
実際そうして買い換えたのが、パターン1で紹介したグラフィックカードでした。
同様の現象は以前も発生
同様の、グラフィックボードのファンの故障は、以前も発生していました。
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