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比較的最近のバージョンのLINEから、iPhone端末の空き容量が少なくなったときに、「端末のディスク容量が不足しています。使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください」という警告表示が出るようになっています。この警告表示と、関連する不具合について紹介します。
目次
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LINEに表示されるエラー
iPhone端末の空き容量が不足した状態でLINEを起動すると、次のエラーが表示されます。
端末のディスク容量が不足しています。
使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください
iPhoneの容量不足でとうとうLINEのメッセージすら確認できなくなった pic.twitter.com/cHPDgpzoym
— 松原 (@FR_) 2015, 2月 16
関連する不具合
LINEでは以前から、ディスク容量(空き容量=残り容量)が不足した状態でLINEを使用すると、いろいろな不具合が発生していました。
- LINEが最近重い・遅い(LINEアプリが重い・遅い・強制終了するときの対策(3.6.0対応版)" title="対策情報">対策情報)
- 突然初期化された・ログアウトになった(別の原因1・2、大規模不具合)
- 履歴が全部消えた(復活方法について)
- 友達が消える(関連情報)
- 特定の操作でLINEアプリが落ちる・ホーム画面に戻る
- LINEが開けない・すぐ落ちる(詳細情報)
- 着せかえが勝手に戻る(詳細情報)
- スタンプを何度もダウンロードさせられる・ダウンロードしたのに消えている(詳細情報)
- LINEが受信できない・メールが受信できない(アップデート後に通知は来るのに受信できない)
- 送られてきた画像が読み込めない・動画が読み込めない
- LINEの未読数がおかしい
- サーバーへ接続出来ませんエラー(詳細情報)
- 着せかえのアップデート中の表示で止まる(詳細情報)
この後紹介する空き容量対策をしてから、必要に応じてLINEを再インストール(注意点)して解決するパターンが多いです(もちろん、原因が他にあり、直らない場合もあります)。
空き容量不足の原因
コメントなどで寄せられる情報で多いパターンは、圧倒的に写真の保存しすぎです。
大量の写真・動画がiPhoneに保存されており、iPhoneの保存容量のほとんどが写真・動画に使われてしまっています(1万枚を越える)。
また、「音楽や動画を扱うアプリ」や、「ゲームアプリ」も、ディスク容量をアプリ1つで数百MB(1GB=約1000MB)消費している場合があります。そんなアプリをいくつも入れていると、だいぶ空き容量がなくなってしまいます。
もう一つあるのが、「音楽データ」です。パソコンにたくさんの音楽が保存されていて、それをiTunesで同期使用としたら、全部は入らなかったから、持ち歩きたい曲を選択して、入れられる限界まで入れている、というパターンです。
確実に空き容量がカツカツになってしまいます。
空き容量不足の原因(突発的)
また、空き容量不足による不具合は、ディスク容量を一気に消費する何か、がきっかけで起こることが多いです。
そのきっかけで多いのは、「アプリのアップデート」と「iOSのアップデート(ソフトウェアアップデート)」です。
特に「iOSアップデート」では、数GBのファイルをダウンロードすることもあり、一気に空き容量が小さくなります。
空き容量を確認する方法
iPhoneの空き容量は、設定画面から確認できます。
詳細な確認方法は「iPhoneのストレージの空き容量を調べる方法」を読んでみてください。
対策(ディスクの空き容量を増やす)
もちろん対策は、iPhoneの空き容量を確保する(空き容量を増やす)ことです。
基本的には「空き容量を確認する方法」で、「(ストレージの)空き容量」を確認して、その原因を対策すればよいのですが、多くの場合、写真の溜め込み過ぎなので、まずはいらない写真を消しまくりましょう。
そして、特定のアプリが大量のデータを保存している場合があるので、該当するアプリのアンインストールなども効果的です。
空き容量は、iOSのアップデートを今後行うことまで考えると、目安として3GBは確保しておきたいところです。多ければ多いほどいいです。
対策(容量の大きなiPhoneに機種変更する)
より根本的な対策は、もっとディスク容量が大きいiPhoneに機種変更することです。
iPhoneでは、16GB・32GB・64GB・128GBがありますが、16GBは、よほど軽い使い方、つまり「写真なんて一切取らないよ」くらいの人以外、選択しないことをおすすめします(それでも写真を取るよね、せっかく買ったんだし、というのを考慮)。ちょっと油断すれば、もともとiOSが消費するデータサイズもあるので、すぐ空き容量は目安の3GBを下回ってしまうことでしょう。
高校生がiPhoneを買ってもらうときに16GBなんていう小さいサイズを選択して、サイズが小さいのに写真を大量に取って、アプリに不具合が発生して、LINEに文句を言う、という構造があるとすればあまりに悲しいので、もっと大きいサイズを買ってもらってください。
対策後、必要に応じて再インストールを
空き容量不足で問題が起こっていた場合、LINE関連のデータが正しく保存できていなかった場合があります。つまり、データが壊れた状態です。
空き容量を大きく確保しても、基本的に壊れたデータが戻るわけではありません。
なので、アップデート後に落ちるようになった、といったデータが壊れた可能性が高いケースや、空き容量を確保しても問題が解決しないけれど、たしかに空き容量がほとんどなかったのが原因っぽいんだよなぁ、というケースでは、LINEアプリの再インストールを仕上げに行ってください。
LINEアプリの再インストールの注意点については、リンク先をチェックしてください。
空き容量不足の人はとても多いはず
空き容量不足の人はとても多いのですが、このエラー表示が実施されなければ、なかなか気が付けなかった人も多いと思います(多いから、この機能をLINEが付けたのだと思います)。
容量不足で写真も撮れないし画像とかLINEのスタンプ読み込めないし、もう携帯を音楽プレイヤーとしてしか使ってない
— 町田 祐樹 (@matifoi1027) 2015, 2月 15
容量不足でLINEが受信できなくなった
— きもっちー (@mcsk39) 2015, 2月 14
ついに容量不足でメールやLINEも出来なくなってしまった…
— 秋桜 (@yui_feke) 2015, 2月 16
何故かわからんけどLINEが容量不足とかゆーて開けないのだ。
たすけてくれ。
もう1時間ぐらい悩んでる
— RUM (@RUM3939) 2015, 2月 13
おまけ:他のアプリの同様のエラー
最近は、この容量不足が多くの不具合の原因になっていることから、複数のアプリがこの「空き容量警告」を行うようになってきています(755など)。
しかし、(今のところ)警告表示を行わないアプリ(Twitter)もあり、突然落ちてそれだけ、という状態で、原因がなかなか分からない(知っていればすぐ予想できるけれど、知らない人は気が回らない)人も多いかと思います。
iOS自体が、空き容量警告に加えて、他のアプリが落ちやすくなる、不具合が起こりうる、といったことを表示してくれるようになればよいのですが。
ちなみに、LINE公式アプリでは、次のエラーが出ます。
写真を撮影できません。
写真を撮影するのに十分な空き領域がありません。ストレージは"設定"で管理できます。
[完了] [設定]
まとめ
今回は、LINEが表示するようになった「端末のディスク容量が不足しています。使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください」エラーを紹介しました。
LINEアプリだけではなく、他のアプリの不具合の原因にもなるので、空き容量を直ちに確保するようにしてください。
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