LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

LINE「端末のディスク容量が不足しています。使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください」エラーについて

LINE (1601) LINE 4.9.2 (2) LINE-iPhone (444) LINE-エラー (62)

比較的最近のバージョンのLINEから、iPhone端末の空き容量が少なくなったときに、「端末のディスク容量が不足しています。使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください」という警告表示が出るようになっています。この警告表示と、関連する不具合について紹介します。

LINEに表示されるエラー

iPhone端末の空き容量が不足した状態でLINEを起動すると、次のエラーが表示されます。

端末のディスク容量が不足しています
使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください

関連する不具合

LINEでは以前から、ディスク容量(空き容量=残り容量)が不足した状態でLINEを使用すると、いろいろな不具合が発生していました。

この後紹介する空き容量対策をしてから、必要に応じてLINEを再インストール(注意点)して解決するパターンが多いです(もちろん、原因が他にあり、直らない場合もあります)。

空き容量不足の原因

コメントなどで寄せられる情報で多いパターンは、圧倒的に写真の保存しすぎです。

大量の写真・動画がiPhoneに保存されており、iPhoneの保存容量のほとんどが写真・動画に使われてしまっています(1万枚を越える)。

また、「音楽や動画を扱うアプリ」や、「ゲームアプリ」も、ディスク容量をアプリ1つで数百MB(1GB=約1000MB)消費している場合があります。そんなアプリをいくつも入れていると、だいぶ空き容量がなくなってしまいます。

もう一つあるのが、「音楽データ」です。パソコンにたくさんの音楽が保存されていて、それをiTunesで同期使用としたら、全部は入らなかったから、持ち歩きたい曲を選択して、入れられる限界まで入れている、というパターンです。

確実に空き容量がカツカツになってしまいます。

空き容量不足の原因(突発的)

また、空き容量不足による不具合は、ディスク容量を一気に消費する何か、がきっかけで起こることが多いです。

そのきっかけで多いのは、「アプリのアップデート」と「iOSのアップデート(ソフトウェアアップデート)」です。

特に「iOSアップデート」では、数GBのファイルをダウンロードすることもあり、一気に空き容量が小さくなります。

参考:【LINE】「アップデートが遅い」と困る前に!アップデート前の準備と対策まとめ

空き容量を確認する方法

iPhoneの空き容量は、設定画面から確認できます。

詳細な確認方法は「iPhoneのストレージの空き容量を調べる方法」を読んでみてください。

対策(ディスクの空き容量を増やす)

もちろん対策は、iPhoneの空き容量を確保する(空き容量を増やす)ことです。

基本的には「空き容量を確認する方法」で、「(ストレージの)空き容量」を確認して、その原因を対策すればよいのですが、多くの場合、写真の溜め込み過ぎなので、まずはいらない写真を消しまくりましょう

そして、特定のアプリが大量のデータを保存している場合があるので、該当するアプリのアンインストールなども効果的です。

空き容量は、iOSのアップデートを今後行うことまで考えると、目安として3GBは確保しておきたいところです。多ければ多いほどいいです。

対策(容量の大きなiPhoneに機種変更する)

より根本的な対策は、もっとディスク容量が大きいiPhoneに機種変更することです。

iPhoneでは、16GB・32GB・64GB・128GBがありますが、16GBは、よほど軽い使い方、つまり「写真なんて一切取らないよ」くらいの人以外、選択しないことをおすすめします(それでも写真を取るよね、せっかく買ったんだし、というのを考慮)。ちょっと油断すれば、もともとiOSが消費するデータサイズもあるので、すぐ空き容量は目安の3GBを下回ってしまうことでしょう。

高校生がiPhoneを買ってもらうときに16GBなんていう小さいサイズを選択して、サイズが小さいのに写真を大量に取って、アプリに不具合が発生して、LINEに文句を言う、という構造があるとすればあまりに悲しいので、もっと大きいサイズを買ってもらってください。

対策後、必要に応じて再インストールを

空き容量不足で問題が起こっていた場合、LINE関連のデータが正しく保存できていなかった場合があります。つまり、データが壊れた状態です。

空き容量を大きく確保しても、基本的に壊れたデータが戻るわけではありません。

なので、アップデート後に落ちるようになった、といったデータが壊れた可能性が高いケースや、空き容量を確保しても問題が解決しないけれど、たしかに空き容量がほとんどなかったのが原因っぽいんだよなぁ、というケースでは、LINEアプリの再インストールを仕上げに行ってください。

LINEアプリの再インストールの注意点については、リンク先をチェックしてください。

空き容量不足の人はとても多いはず

空き容量不足の人はとても多いのですが、このエラー表示が実施されなければ、なかなか気が付けなかった人も多いと思います(多いから、この機能をLINEが付けたのだと思います)。

おまけ:他のアプリの同様のエラー

最近は、この容量不足が多くの不具合の原因になっていることから、複数のアプリがこの「空き容量警告」を行うようになってきています(755など)。

しかし、(今のところ)警告表示を行わないアプリ(Twitter)もあり、突然落ちてそれだけ、という状態で、原因がなかなか分からない(知っていればすぐ予想できるけれど、知らない人は気が回らない)人も多いかと思います。

iOS自体が、空き容量警告に加えて、他のアプリが落ちやすくなる、不具合が起こりうる、といったことを表示してくれるようになればよいのですが。

ちなみに、LINE公式アプリでは、次のエラーが出ます。

写真を撮影できません。
写真を撮影するのに十分な空き領域がありません。ストレージは"設定"で管理できます。
[完了] [設定]

まとめ

今回は、LINEが表示するようになった「端末のディスク容量が不足しています。使用していないアプリや写真、動画を削除して容量を確保してください」エラーを紹介しました。

LINEアプリだけではなく、他のアプリの不具合の原因にもなるので、空き容量を直ちに確保するようにしてください。

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