「iOS11.2.2」アップデートの評判・不具合情報・注意点まとめ(CPU脆弱性対応あり/2018年1月9日リリース)
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本日2018年1月9日未明、iPhone/iPad/iPod Touch向けソフトウェアアップデート「iOS11.2.2」の配信が開始されました。
今回のiOS11.2.2アップデートは、iOS11.2.1アップデート(12月14日)以来、およそ1か月ぶりとなります。
先週から大きな話題となっているCPU脆弱性「Meltdown/Spectre」のうちの、CPU脆弱性「Spectre」の影響を緩和するセキュリティアップデートが含まれます。
「iOS 11.2.2にアップデートしても大丈夫?」と思ったユーザー向けの情報を紹介します。
2018年1月24日未明、最新版「iOS 11.2.5」が提供開始されました。
詳細はこちら:
iPhoneの「iOS11.2.5」アップデート後の評判・不具合情報・注意点まとめ(HomePod・Siriニュース対応/2018年1月24日リリース)
目次
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iOS11.2.2 のソフトウェアアップデート内容(変更点)
iOS11.2.2のアップデート内容は以下の通り表示されます。見ての通り、セキュリティアップデートが中心です:
iOS 11.2.2
Apple Inc.
66.5 MB
iOS 11.2.2にはセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます。
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
セキュリティーアップデートの内容詳細について
この「セキュリティアップデート」の内容については、「このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください」のリンク先「Appleセキュリティアップデート」ページの言語を英語(United States)に切り替えた上で、「iOS 11.2.2」のリンクを開くことで確認できます(8時現在、日本語版ページからのリンクが用意されていない模様です):
Description: iOS 11.2.2 includes security improvements to Safari and WebKit to mitigate the effects of Spectre (CVE-2017-5753 and CVE-2017-5715). (引用元)
この通り、Safari(およびWebKit)におけるCPU脆弱性「Spectre(CVE-2017-5753 / CVE-2017-5715)」の影響を緩和するセキュリティ改善が、今回のアップデートに含まれるセキュリティーアップデートの内容として、説明されています。
iOS 11.2.2 へのアップデートで発生している大きな不具合について
現時点で、iOS 11.2.2へアップデートしたことにより起動できなくなるなどの大きな不具合は目立って発生していません。
とはいえ、どのアップデートでも準備が不十分な場合含め、ソフトウェアアップデート時に問題が発生する場合があります。ソフトウェアアップデート前に必要なデータのバックアップを行っておくことをおすすめします。
iOS 11.2.2 の評判
iOS 11.2.2 で案内されているアップデート内容は「セキュリティアップデート」のみで、通常であればあまり注目されるアップデートとはならないはずですが、今回は大きな話題となっているCPU脆弱性「Spectre」に関連するため、そのセキュリティ改善を目的にすぐさまアップデートを実施しているユーザーが増えている模様です。
その際、性能低下に対する懸念が注目されていますが、今のところすぐ分かるような性能劣化に関する評判は目立っていません。
iOS 11.2.2 までに発生している不具合
この通り今のところ、iOS11.2.1からiOS11.2.2へアップデートしたことで発生している大きな不具合はありません。
iOS 11.2.1以前から発生した不具合のうち、まだ解決されていないと疑われるものは以下の通りです:
また、iOS 10からアップデートする際は、iOS 11へアップデートすることで利用できなくなるアプリ(32bitアプリ)に注意してください:
- 一部のアプリが起動できず「デベロッパによるアップデートが必要です」エラーになる問題について(詳細)
iOS 10など古いiOSからアップデートする場合については過去の情報も参考にしてください:
iOS11.2.2 へのアップデート方法
iOS11.2.2へのアップデート手順については、以下を参考にしてください:
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