LINEアップデート後に「絵文字やデコ文字の利用履歴が消えた」「再ダウンロードが必要になった」「サジェストが表示されない」原因と対策について（LINE 8.5.0/8.5.1）

LINE 8.5.0アップデート後に、LINEアプリが起動できなくなる問題が多くのユーザーの間で発生し、大きな問題となりました。現在もその影響は続いています。

• 「LINEをアップデートしたら開けなくなった・起動しない・真っ暗の画面から進まない」問題発生中
• LINEアップデート後に「パスコードを入力できない・動かない・フリーズする」問題発生中（2018年4月18日発生）
• 「LINE 8.5.1にアップデートしてもLINEが開けない・開けなくなった・パスコードが入力できない・反応しない」不具合発生中（2018年4月19日発生中）

その一方で、同時にLINE 8.5.0（LINE 8.5.1）へのアップデート後に、絵文字の利用履歴が消えてしまったり、絵文字を全部ダウンロードし直しになってしまったというユーザーが多数発生しています。

また、サジェスト機能が使えなくなってしまった、との声もあります。

これらの問題は、LINE 8.5.0に「LINEの絵文字を整理する機能」が追加された結果、絵文字の利用履歴がリセットされたことが原因です。

この原因については、LINEかんたんヘルプから情報が提供されています：

LINEの絵文字が利用できない、絵文字や利用履歴が消えた：

LINEバージョン8.5.0以上で、LINEの絵文字の整理ができるようになりました。
それに伴い、絵文字の利用履歴がリセットされました。

また、今まで使っていた絵文字やデコ文字を、ダウンロードする必要があります。

したがって、履歴が消えてしまったこと自体はアップデートの影響ということで、諦めるほかなさそうです。また、異常な現象・不具合、というわけではないことから、アプリの再インストールなど別のトラブルになりやすい大がかりな操作はしないことをおすすめします。

絵文字やデコ文字のダウンロードがやり直しになる問題については、絵文字を使うたびにダウンロードする方法もありますが、一括ダウンロードがおすすめです。

「LINEの設定＞スタンプ＞マイスタンプ」を開いて「絵文字」に切り替えて、「すべてダウンロード」をタップしてください。これで、１つ１つダウンロードしないで済みます：

待っていると、「ダウンロード完了」が表示されて、すべての絵文字・デコ文字が再度利用可能になります。

サジェスト機能が使えない問題については、まずサジェスト機能がオンになっていることを確認してください。

そしてオンになっていたら、絵文字・デコ文字をすべて一括ダウンロードしておいてください。

そうした上で、サジェスト機能を一度「オフ」にしてトークを送信してから、もう一度設定画面に戻って「オン」にしてみてください。

この手順でも直らない場合は、「問題報告フォーム」よりLINE運営に問い合わせてみてください（問い合わせ方法について）。