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Google Map(グーグルマップ)を埋め込みなどで利用しているサービスにて、そのGoogle Mapが濃いグレーで表示されて「For development purposes only」と表示されたり、ポップアップで「このページではGoogleマップが正しく読み込まれませんでした。(This page can't load Google Maps correctly.」と表示される等の問題に遭遇するユーザーが発生しています。
この問題について。
目次
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「For development purposes only」
ウェブサイト・ウェブサービスに埋め込み表示されたGoogle Mapに次の英語が重なって表示されて、正しく表示されない現象が一部のサービスで発生しています:
For development purposes only
「This page can't load Google Maps correctly.」
また、地図上にポップアップで次のエラーが表示される場合もあります:
This page can't load Google Maps correctly.
Do you own this website?
[OK]
またこのとき、コンソールには「maps.google.com/maps-api-v3/api/js/33/8/util.js:226 Google Maps JavaScript API warning: NoApiKeys https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/error-messages#no-api-keys」が表示されていました。
※日本語で表示される場合は「このページではGoogleマップが正しく読み込まれませんでした」となります。
原因
Googleマップがこのエラー表示になってしまうのは、そのウェブサイトの運営者/開発者が、Googleマップを埋め込む際に、古い方法を使っている(新しい方法を使っていない)ことが原因です。
具体的には、Google Maps APIを利用する際にAPI Keyの利用が必須化され、それからしばらく移行期間があり、6月11日がその期限だったのですが、その後延期となり、7月16日が新しい期限となっていました。その期限も過ぎ、いよいよ「For development purposes only」表示が出るようになってしまった状態です。
現在、その「API Keyなし」の状態のウェブサイトの一部で、「For development purposes only」表示が開始されています(今のところ、すべてではない模様)。
対策について
この「For development purposes only」が表示されて地図がグレーになって見にくい、という状態は、サービスの提供者・運営者側での対策が必要となります。
そのため、閲覧者としては、修正されることを待つほかありません(加えて、運営者に連絡して修正を依頼してみるなど)。
For development purposes onlyが邪魔でも無視すれば利用可能
ただ、この「This page can't load Google Maps correctly.」のポップアップを「OK」で閉じてしまえば、確かに「For development purposes only」は邪魔で、グレーである分見にくいのですが、拡大縮小や移動など、地図自体の閲覧は行うことができます。
利用中のサービスの性質などにもよりますが、この「強引に使う」という方法も利用しつつ、別サービスを探したり、修正を待つなどの対応をしてみてください。
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