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iOS14へのアップデート後、記号の入力の方法が変わってしまい、「数字キーボードにしたとき、記号が入力できなくなってしまった」「記号の入力の仕方が変わってしまった」といった声が一部のユーザーからあがっています。
この変更の内容について紹介します。
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iOS13の数字キーボードと記号入力
iPhoneの「設定」アプリの「一般>キーボード」で「フリックのみ」を「無効」にしてiOSの標準キーボードを利用している場合、数字入力モードにしてから、数字キーを2回以上タップすると、記号を入力することができていました。
例えば、「1」キーを3回連続でタップすると、「♪」が入力できていました:
iOS14での変更
しかしiOS14へのアップデート以降、この方法を使用した数字キーボードからの記号入力ができなくなりました。
「1」キーを3回連続でタップすると、「111」と入力されてしまいます(変換候補には表示されます)。
この変更が不具合で今後修正されるものなのか、それとも仕様変更なのか不明ですが、iOS 14.0 から iOS 14.0.1 へのアップデート以降もこの挙動は継続しています。
対策について
このような機能の変更が行われており、設定変更などでこの挙動を元に戻す方法は発見できていないため、記号を入力する場合はフリック入力(数字キーを押しながら上下左右に動かして/フリックして記号を入力する)か、変換候補をタップする操作を最後に行うなど、別の入力方法を行うようにしてみてください。
なお、iOS標準のキーボードとは別にキーボードアプリをインストールして利用することで、iOS14へのアップデート後も数字キーボードの複数回タップで記号入力ができる場合があります(Simejiで引き続き操作可能であることを確認しました)。ただし、キーボードそのものが別物となり、その他の操作性にも変化が発生するため、それで代替となるかは利用者それぞれだと思いますが、そういった別のキーボードの利用もあわせて検討してみてください。
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