情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

Apple Oneの契約ができない「接続できません」エラー問題と「iCloud(2TB)」との同時契約についての実験

Apple One (2) iPhone (1513)

2020年10月31日にサービスが開始された「Apple One」の契約をしようとしたところ、公式サイトからは「接続できません」エラーやずっと読み込み中表示になってしまい契約できず、「サブスクリプション」設定からもApple Oneが表示されないため契約できない、といった問題が一部のユーザーの間で発生しています。

この問題について、Apple Oneに含まれるサービスの「現在の契約状況」が関連しているのではないかと考え、実験した結果を紹介します。

最終的に、iCloudの最上位プランである「2TB」プランの契約を変更後、Apple Oneの契約に進めるようになった(少し手順が必要)ので、Apple Oneを契約したい、という場合は参考にしてみてください。

ただし、このあたりの挙動についてApple One公式ページからは案内されていないため、今後挙動が突然変わる可能性もあります。その点や、操作時には表示内容によく注意するようにしてください(ダウングレードオプションの利用時のデータの扱いなど)。

Apple One を契約できない

Apple Oneの契約(初月無料の体験)を申し込むために公式サイトの「Apple Oneを無料で体験する」をタップしてみても、ずっとぐるぐると読み込み中表示が続いてしまったり、次のエラーが表示される問題が一部のユーザーに発生しています。

接続できません

[再試行]

この問題は一時的なもので何度か試すだけでつながる場合もあるようなのですが、何度試してもつながらず契約できない場合があります。

サブスクリプション設定にもApple Oneが表示されない

他の契約手順として、iPhoneの「設定」アプリから「自分の名前>サブスクリプション」と進んだ画面の最上部に表示される「Apple One」オプションをタップする、という方法もあるのですが、こちらもサブスクリプション画面に「Apple One」の契約ボタンが表示されず、こちらからも契約できない問題が発生しています。

こちらについても、「設定」アプリの再起動などで表示されたりされなかったり、タップしても接続エラーになったりなど不安定な面があり、やり直しているうちにつながる場合もありつつ、何度試しても表示されない場合があります。

今回はこの「通信エラーではなさそうなのに全くApple Oneが契約できない」という場合を扱います。

iCloudの2TBプランを契約している?

ここで確認してみたいのが、現在既に、Apple Oneに含まれるiCloud(ストレージ)の有料オプションを契約していないか、という点です。

そして特に「2TB」という最上位プランを契約しているかどうかを確認してみてください。

「設定」アプリの「自分の名前>iCloud>ストレージを管理>ストレージプランを変更」と進むと、「現在のプラン」表示で、現在どのプランを契約しているかが分かります。

現在どうやらここで2TBという最上位プランを契約している場合に、Apple Oneの契約に進むことができないのではないか、という仮説が立っており、それを実験してみました、というのが今回のお話しです(※より詳しく言えば、「2TB以上のiCloud容量を追加するあたりで不具合が発生している?(ただし、同時契約自体はできるはずで、順番の問題なのではないか)」という仮説です)。

ダウングレードしてみる

そこで「設定」アプリの「自分の名前>iCloud>ストレージを管理>ストレージプランを変更>ダウングレードオプション」をタップしてみました。

「サブスクリプションオプションを表示するにはサインインしてください」と表示されるので、Apple IDのパスワードを入力して「管理」をタップしました。

すると「ダウングレードの選択」という画面が表示されたので、「200GB 月額¥400」と書かれたオプションをタップしました(現在の使用中サイズが100GB台に収まっているので、200GBまで減らしてもデータ削除などの影響は出ないはず、という状態で試しましたが、即時サイズが縮小されるわけではないため、このあたりはこの後の手順をうまく進めれば問題なくApple OneとiCloud 2TBの同時契約ができるかもしれません)。

ここで「完了」をタップすると、次の注意が表示されました。即時容量が縮小されるのではなく、現在の契約の有効期間内までは現在の容量を使い続けることができる、という挙動のようです。このまま「ダウングレード」をタップしました。

すると「ストレージプラン」画面に戻されるのですが、この時点では「現在のプラン」は「2TB」のままで、何も変化がないように見えますが、改めて「ダウングレードオプション」を開くと「200GB」が選択されており、「ダウングレード予約」のような状態であることが分かりました。

「Apple One」が契約可能に!

ダウングレード予約が終わった状態で設定画面を戻り、改めて「設定>自分の名前>サブスクリプション」の画面に戻ってみましたが、「Apple One」のボタンは表示されませんでした

しかし、「設定」アプリを強制終了してからもう一度開き直して改めて「サブスクリプション」画面を開いてみたところ、次の通り、「Apple One」ボタンが表示されるようになっていました(※まれに表示されないこともあるようで不安定な部分もあるものの、一切表示されない状態から設定アプリ再起動のみで即表示され、状況の違いを感じられました)

また、公式ウェブサイトから「Apple Oneを無料で体験する」をタップしてみても、ちゃんとプラン選択画面が表示されました。

「Apple One」を契約(サブスクリプションに登録)してみる

しかしボタンが表示されるようになっただけでは実際の契約時に同時契約できない、などのエラーが発生する可能性もある、と考え、「ファミリー」プランを選択した状態で「サブスクリプションに登録」をタップしてみました。

すると、その他の課金時同様に、課金の確認画面が表示されたため、サイドボタン(電源ボタン)を2連続で押し、契約を確定させました:

「ようこそApple One」の画面が表示され、無事契約が完了したことが分かりました:

iCloudストレージは2.2TBに

ここで改めてiCloudの設定画面を確認してみると、iCloud単独契約の2TBと200GB(0.2TB)とが合算され、「ストレージ容量の合計」として「2.2TB」と表示されていることが確認できました。もともとApple Oneの説明で、iCloudの容量はiCloud側で追加購入できる、という説明があったため、2TBの追加もできる様子を確認できたことになります。

ダウングレードオプションを元に戻してみる

この結果、iCloud単体契約の2TBとApple Oneとが共存できるように見えていますが、あくまでダウングレードオプションを選択している状態であるため、2TB契約に戻しても問題ないのか、が気になるところでした。

そこで改めて「ダウングレードオプション」の画面に進み、「2TB」を選択して「完了」をタップしてみました(画像は2TBをタップした後の状態)。

すると「更新の確認 更新後のプランは現在のプランと同じです」と表示され、更新期日が来たとき、更新後のプランが現在のプランと同じになる(つまり、2TB契約が継続される)状態に戻すことができたようです。

Apple One と iCloud(2TB)との同時契約状態に

こうして、Apple Oneの契約ができない問題の対策として試してみた200GBへのダウングレードオプションを解除し、2TBのiCloudストレージを契約している状態でApple Oneを追加契約したのと同様の状態にすることができました。

付録:Apple Musicの契約はApple Oneへ統合

このとき同時に気になっていたのが「Apple Oneを契約したとき、契約中のApple Musicのサブスクリプション表示はどうなるのだろう」というところだったのですが、「サブスクリプション」のページから消え、「Apple One」のみが表示されるようになっており、統合されていることが確認できました。そのため、別途Apple Musicの契約を解除する操作のようなものは必要なく、また同時にApple Musicがそもそもどういう状態で規約されているのかを確認しようとサブスクリプションの「有効」および「有効期間終了」のどちらを探しても「Apple Music」単体の項目を見つけることはできない、ということも分かりました。

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