スポンサーリンク
iCloud Driveに保存したファイルが別のiPhoneになかなか同期されず、「ファイル」アプリ内に表示されない問題が発生しました。
しばらく待っても表示されず、そのとき早くそのファイルを開きたかったため、困ってしまいました。
その際に、強制的に同期させ、ファイルの表示に成功した方法を紹介します。
スポンサーリンク
症状
今回発生したのは、iCloud Driveに保存したファイルの同期(反映)に関する問題です。
iPhoneで作成したファイルをiCloud Driveの書類フォルダ内に保存しました。
そしてそのファイルを別のiPhoneの「ファイル」アプリから開こうとしたのですが、まだファイルが同期されておらず、作成したファイルが表示されませんでした。
しばらく待ってみても表示されないため、iCloud Driveの再読み込み(更新)のような操作ができないかといろいろと試してみたのですが、ファイルは表示されないまま改善されませんでした。
そこで、保存したiPhone側からのアップロードに失敗しているのか、それとも閲覧しようとしているiPhone側の情報取得(ダウンロード)に失敗しているのか、そのどちらが原因なのかを切り分けるために、PCからウェブ版のiCloudにログインしてiCloud Driveを開いてみました。すると、そこには新しく作成したファイルが表示されており、アップロード側には成功していることが分かりました。
どうやら、その変更を取得できていない、iPhone側の情報取得(ダウンロード)側の問題のようです。
公式ヘルプの記述
同期できない場合の対策がどこかヘルプに記載されていないのかと確認してみたところ、次のページに関連する情報があったのですが、「iCloudストレージが十分あるか確認する」「iCloudにサインインしてiCloud Driveに有効にする」など、現在の状況で参考になるものがありませんでした(iCloudストレージの空き容量は十分ある状態なので)。
自分が試して解決した方法
そこで困った自分が急いでファイルを強制的に同期させるのに成功したのが、一度同期に失敗しているiPhoneのiCloud Drive機能をオフにするという方法です。
「設定」アプリを開いて一番上の名前をタップしてから「iCloud」を選択して、「ICLOUDを使用しているAPP」の一覧の中にある「iCloud Drive」を「オン」から「オフ」に一度変更した後、もう一度「オン」にすぐ戻しました。
この操作を行ってから「ファイル」アプリを開き直したところ、一度ファイルが表示されない状態が見えた後に再度表示され、改めて「書類」フォルダ内にまで移動してみると、無事新しく作成したファイルが表示される状態に改善されていることが確認できました。
一度iCloud Driveを無効にした結果、手元にあるiCloud Driveの情報が破棄されたためか、再度有効化した際に改めて情報が取得されたようです。
iCloud Driveの利用方法によっては一時的に無効化することによる思わぬ副作用などもあり得なくはないため、影響や操作の間違い(同期無効化ではなく削除してしまうなど)については注意してください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク