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iPhone版「Google」アプリでは従来、画像検索で検索した画像を長押しすることで、画像をダウンロード保存することができていました。しかし2021年7月2日頃以降、画像検索の結果に表示された画像を長押ししても「画像を共有」しか選択できず、画像を保存できない問題が発生しています。
この影響で、「Googleの画像検索の結果が保存できなくなった」「画像長押しで共有しかできない」といった声や、App Storeの「Google」アプリのレビューにも「画像保存できなくなった」などのレビューが多数投稿されています。
今回は、このGoogleアプリでの画像保存の現状や、この問題に対するGoogle側の現在の対応、現在できる、画像を保存する方法などについて紹介します。
目次
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画像検索で画像保存できない
iPhone版(iOS版)のGoogleアプリにて、Google検索の「画像検索」を利用して画像を検索し、検索結果をタップして拡大した後に拡大した画像を長押しすると、現在「画像を共有」というボタンしか表示されず、ダウンロードや保存を行うためのメニューが表示されません。
この影響で、「画像検索の画像を保存できない」と困ってしまうユーザーが増えています。
また、「画像を共有」をタップすると、iPhoneの共有シートが表示されますが、そこに「画像を保存」する選択肢(ファイルに保存や写真に保存など)も表示されず、保存することができません。
ただし、Google検索以外の通常のウェブサイトの画像を長押しする分には「画像を保存」ボタンが表示されそのまま保存ができるなど、Google画像検索の検索結果のみ、特別画像がダウンロードできない(表示されるメニューが全く異なる)状態のようです。
なお、Googleアプリを最新版へアップデートしても解消されません(現在の最新版はバージョン166.0)。
レビューでのGoogleからの回答
この問題について、問題の発生報告が増加しはじめた7月2日頃以降より、App Storeのレビューにユーザーからの「画像が保存できなくなった」という投稿が増加しています。
こちらに対して、Googleアプリの開発元(デベロッパ)であるGoogleより、「フィードバックを送る」ことが案内されていた一方で、「該当の問題に関して担当部署に報告させていただきました」と、「問題」という認識が示されていたりもしますが、特にこの「保存できない」状態の解消方法や、修正アップデートが行われる予定などについての案内は行われていない状況です。
対策について
このような状況であり、今後このダウンロードできない問題が修正アップデート等の配信や、Google画像検索サービス側の変更などにより、元通りダウンロードできるように戻るかは不明確な状況です。
そのため、最新版がリリースされた際はアップデートを試しつつ、アップデートによる解消が行われるまでは、Safariで開く方法で保存を行う、といった回避方法を利用してみてください。
回避方法(Safariブラウザに転送する)
どのように行うかというと、画像を長押しして表示される「画像を共有」をタップした後、表示される選択肢の中から「Safariで開く」を選択します。
すると同じ画像検索の結果の画像の拡大表示ページがSafariで開くので、Safari上で改めて画像を長押しします。
するとSafariでは特に問題なく「“写真”に追加」という、写真アプリに画像を保存するためのメニューボタン(つまりダウンロードボタン)が表示されるので、そちらをタップしてみてください。
この方法であれば、普段Googleアプリで検索している場合でたまに画像を保存したい、といった場合にも対応することが可能となります。
回避方法(Chromeブラウザに転送する)
なお、「Chrome」ブラウザでも同様に保存することが可能です。
Chromeブラウザアプリがインストールされていることが前提となりますが、画像長押しで表示された「画像を共有」をタップしてから、選択肢に表示される「Chromeで開く」を選択することでChromeブラウザで開くことができ、そちらで改めて画像を長押しして「画像を保存」を選択すれば、画像を保存することが可能です。
Googleアプリを利用しないという選択肢も
ただし始めから画像をダウンロードすることが分かっていたり、この機能が嫌だ、困る、といった場合には、始めからSafariやChromeブラウザを利用する方法も検討してみてください。
追記:ダウンロードボタンが復活
その後、7月8日時点で、「画像を共有」の上に「画像をダウンロード」のメニューが表示されるようになっており、再びダウンロードできる状態となっていることが確認できました。
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