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2021年8月現在、iPhone版LINEにて「通知が届いたのにメッセージ(トーク)が届いていない」という問題が一部のユーザーの間で発生しています。
この「通知だけ届いてメッセージ本体がアプリを開いても表示されない」という一見不思議な(届いたから通知が出たんじゃないの?)現象やその背景、対策に関する情報などについて紹介します。
【最新情報(2023年3月2日)】午前9時10分頃より、通知が来ているのに開いてもメッセージが表示されない問題の発生するユーザーが急増しています。詳細はこちら。
目次
- 1. 通知は来たのにメッセージがない(iPhone、2021年版)
- 2. ポイント:通知とメッセージは届く仕組みが違う
- 3. 片方が届いていない、はありえる
- 4. 2021年4月から不具合が発生中
- 5. この不具合に対する基本的な対策
- 6. その他の対策について
- 7. 安定した通信回線を利用する
- 8. 少し待ってから再度確認する
- 9. トークを追加で送信してもらう
- 10. iPhone本体の再起動を行う
- 11. アプリを最新版にアップデートする
- 12. iOSを最新版にソフトウェアアップデートする
- 13. 特別な端末を利用していないかを確認
- 14. フィルタリングなどが行われていないかを確認
- 15. iPhone本体の空き容量を確認
- 16. トーク履歴の手動同期を行う(※特に注意が必要な操作※)
- 17. 追記:問題発生情報(iOS15.1リリース現在)
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通知は来たのにメッセージがない(iPhone、2021年版)
iPhoneにLINEからの通知(プッシュ通知)が届いたものの、LINEアプリを開いてもメッセージが届いていない、という問題が以前より発生しています。
「メッセージが届いて通知が表示されたはずなのに、LINEアプリを開いてもトーク履歴に新しいメッセージが届いておらず、メッセージの内容を確認できない」、という、一見不思議な現象です。
ポイント:通知とメッセージは届く仕組みが違う
この「不思議さ」のポイントとなるのは「通知が来たのはメッセージが届いたからじゃないの?」という、「メッセージが届いた」から「通知が出る」という「流れ」や「関連」の意識です。
しかし実は、iPhoneアプリに表示されるメッセージの受信通知(プッシュ通知)は、LINEアプリに表示されるメッセージ本文の受信とは、必ずしも「一緒」に行われるわけではなく、「通知は通知で届く(受信する)」、「メッセージはメッセージで届く(受信する)」、という、一般には別々に行われます。
片方が届いていない、はありえる
そのため、「通知が来たからといって、メッセージ本文がLINEアプリに届いたとは限らない」のような現象が発生しうるわけです。
しかし、全くアプリやiPhone(iOS)などの動作に問題がなければうまく両者を取得することが可能で、何らかの問題があると考えられます。
2021年4月から不具合が発生中
そしてまさにこの「通知が来たのにメッセージが届いていない」という問題に関しては、LINE運営より2021年4月下旬より、一部のユーザーの間で不具合が発生していることが、公式ヘルプページにて、告知されています。
4月下旬より、LINEアプリ内において、一部のユーザーで不具合が発生しており、現在調査中です。
復旧完了次第、再度ご案内させていただきますのでしばらくお待ちください。
iOS版LINEで、モバイル回線やWi-Fi回線問わず、以下の事象が発生することを確認しております。
※Android版については、11.10.2にて修正対応済みです
■発生する事象の一例
・矢印/再送マークが出て送信に失敗する
・通知が届くのに、トークを受信できない
(引用元)
もともとはAndroid版でも同様の問題が発生していたもののAndroid版では修正アップデートが提供済みで、この不具合が残っているのはiPhone版(iOS版)である、とされています。
しかし「現在調査中」とされたまま、どこまで調査が進んでいるのか、原因は何なのか、発生条件は何なのか、ユーザー側でできる対策はないのか、などについての詳しい情報は分かっていません。
この不具合に対する基本的な対策
そのため、この不具合については、LINE運営側の原因調査および対策の完了を待ちつつ、対策版がリリースされた場合にはLINEアプリを最新版にアップデートするようにしてみてください。
その他の対策について
ただしこの問題自体、この2021年4月下旬からの不具合があるまで一切なかったのかと言えばそういうわけではなく、また、この不具合に該当するとしても、問題が発生しないユーザーもいることから、対策によっては、「発生するユーザー(状態)」から「発生しないユーザー(状態)」になることができる可能性もあります。
そういったこの症状に対する対策については、ここから紹介する以下のような方法があります。
安定した通信回線を利用する
通知を開いてもメッセージが届いていない、という場合、通知が届いた時点ではメッセージを受信しておらず、通知からLINEアプリを開いたとき、受信処理が行われ、そのとき通信が不安定だったため、なかなか受信できない、といった発生パターンが考えられます。
そのため、Wi-Fi(不安定な場合もある)を利用している場合は4G/5Gの利用に切り替えて様子を見てみたり、その逆に、4G/5G回線を利用している場合は安定したWi-Fiに接続して様子を見るようにしてみてください。
また、アプリを開いたとき(通知を開いたとき)に例えばエレベータの中など、電波が不安定な場所で開いたりしなかったを思い出してみてください。
安定した回線に切り替えた後は、トークの一覧画面に戻ってからもう一度トーク画面に入り直す操作を行ってみてください。
少し待ってから再度確認する
なお、もともと通知の受信からトークの受信までに時間がかかってしまう場合があることが、ヘルプでも案内されています。
トークの受信通知が届いてから実際のトークが受信される(表示される)までに時間がかかる場合もあります。
(引用元)
そのため、「ちょうどメッセージが届かなくて困っている」という場合には、しばらく待ってからトーク履歴の開き直し(トーク一覧に戻ってから、もう一度トークルームを開く)を行ってみてください。
トークを追加で送信してもらう
もしどうにも受信できなくなってしまった、という場合には、そのトークルームの人(同じ人、もしくはグループトークであれば別の人)と連絡を取って(個別チャットでも、インスタやTwitterのDMでも)、一度トークルームにメッセージを送ってもらい、それが受信できるかどうか、その受信を行っても前に受信できていなかったトークが見えないままなのかを確認してみて下さい。
iPhone本体の再起動を行う
LINEアプリの一時的な、何らかの内部状態の異常により、受信処理が正しく動作しない状態になってしまっている可能性もあります。
そちらに関しての手軽な対策である、iPhone本体の再起動も行ってみてください。
アプリを最新版にアップデートする
LINEアプリがあまりにも古い場合、今回紹介した不具合とは別の、既に修正済みの不具合が原因で受信に失敗している/失敗しがちの状態になっている、といった可能性が考えられます。
そのため、App StoreからLINEの最新版アップデートの有無を確認し、最新版へのアップデートを行ってみてください。
iOSを最新版にソフトウェアアップデートする
また、iOS(本体ソフトウェア)のバージョンが古い場合、その古いバージョンにおいては不具合が直っていなかったり、そもそも最新版のLINEアプリにアップデートできない場合(アップデートできたつもりが、その古いiOSに対応したバージョンまでしかLINEアプリをアップデートできていなかった、といったことはよくあります)があります。
そのため、LINEアプリだけでなく、iOSソフトウェアを最新版にアップデートすることも検討してみてください。
なお、2021年8月16日時点でLINEアプリの推奨環境は「iOS12.0以上」とされています(参考、現在のiOSの最新版は14.7.1です)。
特別な端末を利用していないかを確認
不具合や動作の問題について、非対応端末や、対応対象外の端末についてはサポート対象外とされている場合があります。代表的なサポート対象外端末としては、iPod touchや「Root化」が行われている端末などがあります。
フィルタリングなどが行われていないかを確認
公式ヘルプにて、トークの送受信に問題が発生している場合の対策として、青少年向けのフィルタリングサービス(一部のサイトを閲覧できないようにしてある、等)を利用している場合にその内容の確認や解除する対策が紹介されています。
そのことから、フィルタリングサービスの影響を受けることも考えられます。
一時的にでもフィルタリングサービスの解除を行い現象が改善されるかどうかを確認するなどの対応も検討してみてください。
iPhone本体の空き容量を確認
iPhone本体の空き容量が少ない場合、通常は発生しない、アプリの動作上の問題が様々発生してしまう場合があり、その影響を受けている可能性もあります。
ストレージの空き容量の確認を行い、空き容量が十分(できれば10GB以上)残っていることを確認し、空き容量が少ない場合は不要なアプリの削除や、不要な画像や動画などの削除を行い、十分な空き容量を確保するようにしてみてください。
トーク履歴の手動同期を行う(※特に注意が必要な操作※)
※特に注意が必要な操作なので、公式ヘルプをよく読んで操作してみてください※
LINEアプリでトーク履歴の同期がうまくいっていない場合向けに、「トーク履歴を同期」という手動同期用の隠し機能が提供されています(参考)。
こちらのヘルプの内容をよく読み、トーク履歴のバックアップを行ってから、ヘルプの末尾にある「トーク履歴の情報を同期」というリンクをタップして「トーク履歴を同期」画面を開き、「トークを選択」をタップしてから、トーク履歴がうまく同期できていない(受信できるトークがあるはずなのに表示されていない)トークを選択してから「選択」をタップし、戻された画面で「情報を同期」をタップします。「選択した情報を同期しますか?」と表示されたら「同期」をタップします。トーク履歴の同期が行われるので、完了後、トークの表示が改善されているかどうかを確認してみて下さい。
追記:問題発生情報(iOS15.1リリース現在)
iOS15.1がリリースされている10月現在も、iOS15.1へのアップデートやLINEアプリのアップデート後などに「通知が来るのにメッセージが読み込まれない/表示されない」との報告があります。
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