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iPadでトップボタンをトリプルクリックしてアクセスガイドを有効にしようとしても何も起こらず、アクセスガイドを有効化できない問題が発生してしまいました。
その際、「どうしてアクセスガイドが使えないのだろう」と試行錯誤した結果原因が分かったので、その原因と対策について紹介します。
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アクセスガイドが使えない
iPadOS 15 へのアップデートを済ませたiPadにて、1アプリしか使えない状態にできる「アクセスガイド」を利用しようとトップボタン(電源ボタン)をトリプルクリックしても何も反応せず、アクセスガイドを有効にできない状態になってしまっていることに気が付きました。
「設定」で「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」を開いてみてもちゃんと「アクセスガイド」の説明は有効になっており、次の記述も確認することができました:
アクセスガイドではiPadで使えるAppが1つだけになり、どの機能を利用できるかを管理できます。アクセスガイドを開始するには、使いたいAppでトップボタンをトリプルクリックしてください。
しかし、トリプルクリックしても何も起こりません。
いろいろと設定を確認したり、一度無効化してから有効化するなど設定変更を試すなどしても解消せず、困ってしまいました。
原因と対策
しかしその後、「もしかしてクイックメモがあるのがおかしいのでは」ということに気が付きました。
クイックメモはiPadOS 15の新機能で、どの画面からでもメモを開始でき、書き始めたメモを、画面の端に置き続けることもできます。
クイックメモを利用していると、実質画面上に2つのアプリが存在しているような状況であり、アクセスガイドを有効にした瞬間、クイックメモの扱いに困るのではないか、クイックメモを終了すればアクセスガイドを有効にできるのではないか、ということに気が付きました。
そこでクイックメモを開いて「完了」を押して閉じてみてから再度トリプルクリックを試してみたところ、アクセスガイドを有効にすることができました。
やはり予想したとおり、クイックメモがアクセスガイドを有効にする操作を妨げているようでした(iPadOS 15.0にて確認)。
そのため、iPadでアクセスガイドを有効にできない場合は、クイックメモが残っていないか、画面左辺・右辺にクイックメモが最小化されて待機していないかを確認し、存在していた場合は一度開いて「完了」をタップして閉じてから、改めてトリプルクリックによるアクセスガイドの有効化を試すようにしてみてください。
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