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iOS16のアップデートにより、ロック画面をカスタマイズできるようになりました。
ロック画面に設定した背景画像に対して時計が後ろに回り込むなど、背景画像がより見やすくするためか、通知も画面下部に重なって表示されるようになっています。
しかしこの「重なって通知が表示される」点について、「今までの方が良かった」「不便」「見にくくなった」と感じるユーザーも少なくないようです。
そこで今回は、このロック画面の通知の表示方式を設定変更する方法を紹介します。
目次
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通知はロック画面のカスタマイズ対象外
ロック画面では、時計のフォントの変更やウィジェットの配置など、大幅にカスタマイズできる要素が増えました。
しかし同時に変更された通知の表示方法に関しては、「画面の下部」という場所に「重なって」表示される、という新しい表示方法から変更する設定を、ロック画面のカスタマイズ画面からは見つけることができません。
通知設定から通知の見せ方を変更可能
しかし「設定」アプリの設定項目「通知」を開くと、「表示形式」という設定があり、そこで「件数」「スタック」「リスト」から選択することができます。
この「スタック」というのは「積み重ねる」という意味で、通知を積み重ねて表示することを意味しており、これがiOS16のデフォルト(初期設定)となっています。
そのため、これを「リスト」にへこうすることで「重なって表示される」という部分に関して、変更することが可能です。
設定を変更しても変わっていない?
しかしこの設定を変更してから通知を確認してみても、今まで通り重なって表示されるままで変わっていないように感じてしまう場合があります。
これはまず、あくまで重ねるかどうかの変更であり、下に詰めて表示されることは変更できない(上に詰めて表示する状態に戻すことまではできない)、というのがひとつポイントです。
ロック画面が対象
また、日本語の設定画面を見る限り「表示形式」とだけ書かれていて分かりにくいのですが、英語版のヘルプページ(日本語版が現時点で未公開)ではこの設定項目について次のように記述されています:
Choose how you want notifications displayed on the Lock Screen:
ここに「Lock Screen」と記載されている通り、この設定はロック画面のみが対象、つまりどうやら、「通知センター」の部分は対象外とされているようです(※通知設定内でアプリ個別の設定を開くと、通知の表示場所は「ロック画面」「通知センター」「バナー」に分かれています)。
そのため、あくまでロック画面に届いた新しい通知の表示に設定の効果範囲は留まるようで、設定変更の効果を見るためには、設定後ロック画面にして、2つ以上の通知が届くのを待つようにしてみてください。
設定の違い(リスト・スタック)
表示形式の設定をデフォルトの「スタック」の状態で2つの通知が届くと2つが重なって表示され、下に表示された通知は、上半分が隠れてしまい、ロック画面を表示した後に上にスワイプしなければ全体を読むことができません。
一方で「リスト」に設定を変更した状態で2つの通知が届くと2つが重ならずに表示され、ロック解除を表示するだけで、両方の通知の四角い表示の全体を見ることが可能です。
iOS15に戻したい場合は設定変更を
この通り、完全にiOS15の状態(特に上に揃える表示や通知センターの表示など)に戻すことができるわけではありませんが、「iOS15のときのほうが見やすかった」という場合には、あくまで部分的な対応に留まってはしまいますが、この通知の表示形式の設定を「スタック」から「リスト」に変更する対応を試してみてください。
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