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iPhoneをiOS16にアップデートして以降、ダークモードにしても壁紙が暗くならない、と困惑するユーザーが増加しています。
これは、iOS16でダークモードかどうかに応じて壁紙を暗くする機能が廃止された影響と思われます。
今回は、この問題・影響とiOS15とiOS16との違いについて紹介します。
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壁紙がダークモードでも暗くならない
iOS16へのアップデート以降、ダークモードでも壁紙が暗くならないとの声が増加しています。
壁紙が明るくなった・眩しい
時間で自動的にダークモードへ切り替わる設定をしている場合も含め、今までダークモード中に少し暗くなっていた壁紙が暗くならなくなったことで、壁紙が明るい・眩しいなどの声も増えています。
「ダークモードで壁紙を暗くする」設定が消えた
このダークモード時の壁紙の挙動は従来、「設定」>「画面表示と明るさ」の「ダークモードで壁紙を暗くする」の設定を「オン」にしておくことで利用できていました。
その設定項目が、iOS16では削除されています。
こうしてiOS16では設定を変更できず、そして、ダークモードでも壁紙が暗くならない側で固定されてしまい、ダークモードでも壁紙が暗くならなくなってしまった、という変更が行われたようです。
対策について
現時点でこの機能を復活させるような方法は見つかっておらず、今後のiOS16の追加のアップデートで改善されるのを待つこととなりそうです。
現在代替方法としてよく利用されているのは、壁紙の設定時に、あらかじめ暗くして置いた画像や、今までとは異なる、暗めの画像を選択する、という方法です。
また、時間によってダークモードに切り替わる設定を利用している場合には、ロック画面を複数用意して切り替える方法もあります。
より強力な方法としては、ダークモードの自動設定と集中モードの自動設定を組み合わせるような方法もあります。「画面表示と明るさ」の「自動」を有効にした上で、「オプション」の「カスタムスケジュール」で自動でダークモードに切り替わる時間と、自動でライトモードに切り替わる時間を指定しておきます。そして集中モードを新たに作成して、その集中モードの「画面をカスタマイズ」設定で暗いときに使いたいロック画面(あらかじめロック画面のカスタマイズを追加しておきます)を選択し、「自動的にオンにする」でスケジュールを追加して、その集中モードに切り替える時間を指定します。こうしておくことで、ダークモードの切り替えとロック画面(+ホームの壁紙)の切り替えが同じ時間で発生し、ダークモード中には暗い画面が利用できる、というような方法です。ただし従来設定を1つオンにすればよかったことと比較するとだいぶ複雑になってしまいます。
注意:ダークモードがなくなったわけではない
この壁紙が暗くなる機能がなくなったことを「ダークモードにならない」などと耳にして「iOS16にはダークモードがないの?」と誤解してしまう場合があるようなのですが、それは誤解で、ダークモードは引き続きiOS16でも利用可能です。
「設定」アプリの「画面表示と明るさ」で従来通り外観モードを「ライト」から「ダーク」に変更することが可能です。
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