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ChatGPT(チャットGPT)で「GPT-4」を使う方法は?GPT-4が利用できないのはどうして?等について(ChatGPT Plusの利用)

ChatGPT (143)

本日2023年3月15日現在、ChatGPT(チャットGPT)から「GPT-4(ジーピーティー4)」が利用できるようになったことが話題です。

しかしChatGPTを開いて確認してみても特に変わっておらず、既に利用を始めているユーザーのようなGPT-4への切り替え設定も表示されないなど、GPT-4が使えない、と困ってしまう場合もあるようです。

このように「ChatGPTからGPT-4が利用できない」と困ってしまいつつも、ChatGPTのサービス上からGPT-4を今すぐ試したい、というユーザー向けに、GPT-4を利用する方法について紹介します。

ChatGPTの「GPT-4」はChatGPT Plus(有料版)で利用可能

2023年3月15日現在、ChatGPTで「GPT-4」を利用するには、ChatGPT Plusという有料版の契約が必要です。

ChatGPTやGPT-4の開発元であるOpenAI社のGPT-4を解説しているページでも、ChatGPTに関しては、GPT-4はChatGPT Plusで利用可能とされています。


We are making GPT-4 available on ChatGPT Plus and as an API for developers to build applications and services.
引用元

※ここにある通り、ChatGPTのサービス内ではなく、開発者向けに提供されているAPIへの提供が別に用意されています。

※有料版はもともと、新機能に優先的にアクセスできること(Priority access to new features)が無料版との違いのひとつとされています。今すぐGPT-4を使えるのは有料版のみですが、今後無料版からも利用できるようになる可能性があります。今すぐ試すのではなく、後々でもよいという場合には、無料版での今後の提供に関する情報が提供されるのをしばらく待つことも選択肢のひとつかと思われます(無料版で提供されるのかどうか、どの程度の期間待つ必要があるのか、などは現時点で分かっていません)。

ChatGPT Plus(有料版)の契約方法

ChatGPT Plus(有料版)は月額20ドル(USD)で契約することが可能で、クレジットカードでの支払いを行うことができます。

契約(有料版へのアップグレード)を行うには、ChatGPTにログインした後に画面左のメニュー内にある「Upgrade to Plus」をクリックして、「ChatGPT Plus USD $20/mo」の「Upgrade plan」をクリックします。

そして表示される入力欄にクレジットカード情報や住所等を入力して「申し込む」をクリックすると、「Payment received!」と表示され契約が完了し、「Continue」をクリックすると元の画面に戻ることができます。

有料版を契約した場合のGPT-4の利用方法

有料版を契約した状態でChatGPTを開くと「ChatGPT Plus」と画面上に表示されます。

それと同時に、「Model」という設定項目が画面中央に表示されるのでそこをクリックして、「Default (GPT-3.5)」「Legacy (GPT-3.5)」「GPT-4」の3つの選択肢から「GPT-4」を選択します。

これで、ChatGPTでGPT-4が有効となり、それ以降、ChatGPTがGPT-4を利用して動作するようになります。

制限に注意

2023年3月15日時点で、4時間あたり100メッセージの制限がGPT-4には設けられています(「GPT-4 currently has a cap of 100 messages every 4 hours」と表示されます)。

追記:制限が厳しく

その後、段階的に制限が厳しくなっているため、課金前にその制限の厳しさについてよく注意するようにしてください。

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