情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【ChatGPT】「This phone number is already linked to the maximum number of accounts.」エラーの意味や原因について

ChatGPT (143)

ChatGPTの新規アカウント作成時、「Verify your phone number」画面で電話番号を登録しようとして「This phone number is already linked to the maximum number of accounts.」エラーが発生してしまい、アカウント登録ができずに困ってしまう場合があります。

この英語のエラーメッセージの意味や原因、ChatGPTの特徴などについて紹介します。

「This phone number is already linked to the maximum number of accounts」エラー

ChatGPTではアカウントを新規作成する際に、電話番号の登録が必要です。

電話番号は「Verify your phone number」画面で入力し、「Send code」をクリックして認証コードをSMSで受け取ることで、登録可能です。

しかし「Send code」をクリックしても次のエラーが表示されてしまい、電話番号を登録できない(弾かれてしまう)場合があります:

This phone number is already linked to the maximum number of accounts.

このエラーが発生してしまうと、登録を先に進めることもできず、アカウントが作成できません

意味

この英語のエラーメッセージを簡単に日本語に翻訳すると、次のような意味となります:

この電話番号は既にアカウント数の上限まで紐付けられています。

これはどのような意味かというと、「紐付ける」というのは、アカウントと電話番号を対応付けること、つまり、アカウントに対して電話番号を設定することを意味するため、上限回数以上に同じ電話番号を多数のアカウントに登録してしまったことを意味します。

上限数について

このエラーメッセージの文面上は「上限数」が不明ですが、ヘルプ上は次のように案内されています:

Can I reuse the same mobile number I had before for additional accounts?
For anti-fraud and abuse reasons, we do not allow you to use your number for phone verification for more than 2 unique OpenAI accounts. This is true only if you create the additional accounts before deleting any account linked to that phone number.
引用元

同じ電話番号を紐付け可能なアカウント数の上限は「2」とのことです。

これはつまり、同じ電話番号を2つのアカウントに登録している状態で、さらに同じ電話番号を使って新しいアカウント(3つ目のアカウント)を作成しようとするとエラーになることを意味します。

心当たりがある場合

この作成数上限に心当たりがある場合、つまり、アカウントを3つ以上作成しようとしていた場合には、この電話番号あたりの制限に抵触しているものと考えられるため、作成済みのアカウントに設定した電話番号を確認の上、上限を超えない範囲で利用するようにしてください。

なお、先ほどのヘルプの記述内にも関連する記述がある通り、アカウントを削除しても枠が空く、というわけではなく、削除したアカウントで利用していた電話番号はそれ以降登録で使用できなくなるため、注意してください。

心当たりがない場合

「複数のアカウントを作成したはずがないのに」と困惑しているような、心当たりがない場合は、いくつかの原因パターンが考えられるため、それらを紹介します。参考にしてみてください。

まず1つ考えられるのが、電話番号を間違えて入力してしまっている場合です。

自分の電話番号を入力したつもりが番号を間違えており、既に複数アカウントを作成している別人の電話番号と一致してしまっている可能性が考えられます。入力電話番号を再度よく確認するようにしてみてください。

もう一つは、アカウントの作成に失敗して(失敗したと誤解して)何度も作り直してしまっていたものの、実はアカウントが作成済みだった、といった場合です。その電話番号を使ってアカウントを作成したことを忘れてしまっている・記憶違い、といったことも考えられます。

その他、パスワードを忘れてしまったのでまた新しくアカウントを作り直そうとして、違うメールアドレスで作成しようとしていた、などのパターンもこちらに該当します。パスワードを忘れてしまった場合、アカウントを新規作成(Sign up)する必要はありません。

そうした場合には、作成済みのアカウントへのログイン(Log in)を試みてみてください。パスワードが分からずにログインできない状態であっても、パスワードの再発行を行うことで、ログインすることが可能です。

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