情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

【X(旧Twitter)】「認証コードを入力」が出てログインできない原因と対策について

Twitter (629) Twitter-iPhone (60)

「X(旧Twitter)」にログインしようとした途中で「認証コードを入力」と表示され、「コード表示アプリを使ってコードを生成し」と書かれているものの「コード表示アプリって何?」と心当たりがなく、ログイン方法が分からない・ログインできなくなってしまったなどと困るユーザーが一部で発生しています。

この「認証コード入力」画面の意味や、「コード表示アプリ」とは何か、「コードを入力」に何を入力すれば良いのか、などを紹介します。

最近は主にiPhoneユーザーにおいてこの現象が突然発生して「ログインできない」と困るケースが増えており、そうしたユーザー向けの対策方法についても紹介します。

「認証コードを入力」画面

X(旧Twitter)にログインしようとした際に、IDとパスワードだけではログインできずに、次の「認証コードを入力」画面が表示され、コードを入力しないとログインできないものの、コードが分からずログインできない、「コード表示アプリって何?」「SMSが届かない」などと困ってしまう場合があります(※今回の表示の場合、「認証コード」とは「SMS(ショートメール)」で送られてくるものではありません)

認証コードを入力
コード表示アプリを使ってコードを生成し、以下に入力してください。

[コードを入力]
[別の認証方法を選択]
[Xサポートに問い合わせる]

[次へ]

この画面が表示された理由

そもそもどうしてこの画面が表示されたのかと言えば、それはアカウントの「2要素認証」設定が「有効」になっているためです。

X(旧Twitter)の「2要素認証」には、具体的な方式として3つの方式が用意されているのですが、その中でも「認証アプリ」と呼ばれる方式を選択している場合に表示されるのが今回のパターンです。

つまり、今回の画面が表示されるのでは、Xアカウントの2要素認証が「有効」になっていて、利用できる方法のうちの「認証アプリ」が選択されている場合です。

「コード表示アプリを使ってコードを生成」とは?

ここには「認証コード」を知る・取得する方法として、「コード表示アプリを使ってコードを生成」と書かれています。

「2要素認証」を「有効」にして方式として「認証アプリ」を選択していた場合(この画面が表示されている場合)、2要素認証を有効にしたときに、何らかの「認証アプリ」に設定情報を保存しているはずで、その「認証アプリ」を開いて確認すれば、認証コードが表示されるので、それを入力すれば良い、というのが今回の表示です。

しかし「認証アプリなんて心当たりがない」となるケースが多数発生しています。

そもそも設定した記憶がない場合

まず「認証アプリ」以前に、2要素認証を設定した覚えがない、というケースも少なくないと思われます。

しかし最近のTwitterでは、2要素認証を設定するように案内され、また、以前からよく利用されていた「ショートメール(SMS)」を利用する方式が有料ユーザーのみとなった影響で、あまり意識しないうちにこの設定を選択・設定してしまっている場合があります

「認証アプリ」がどこかにあるはず

その場合、設定する際に使用した「認証アプリ」がどこかにあるはずです(機種変や端末の初期化で消してしまった等で失われている可能性はあるものの)。

「認証アプリ」としては、「Google Authenticator」や「Microsoft Authenticator」が有名です(※「認証アプリ」のこと自体「Authenticato(オーセンティケーター)」と呼ばれることが多くあります)

そうしたらそれらのアプリを今からインストールすれば良いのかというとそういうわけではなく、あくまで2要素認証を設定したときに使った、設定情報が保存されたアプリである必要があり、今からインストールしても、「設定情報」がそこにない限り、認証コードが表示できず、ログインには使用できません(※ただし、認証アプリ内で認証アプリ用アカウントにログインすることでデータが引き継ぎ・復元される場合はあります)

「Authenticator」系アプリに心当たりがない場合(最近増加しているパターン)

しかしこれらのアプリをインストールした記憶や形跡がない、探しても見つからない、という場合に特に多くなっていて見落としがちなのが、iPhoneの設定アプリ内に保存されている場合です。

「X」は「認証アプリ」と呼んでいますが、実はこの「認証アプリ」と同等の機能が、現在のiOSには、「設定」アプリ内に組み込まれています。そのため、「設定」アプリ自体が「認証アプリ」のように機能します

したがって、iPhoneユーザーの場合は「設定」内を探してみることがおすすめです

前述した通り「指示に従ってなんとなく設定してみた」といった場合に、この手軽に利用できる「設定」アプリを認証アプリとして使用している場合があるためです。

「設定」アプリの中を探す

iPhoneの「設定」アプリを開いたら、スクロールして「パスワード」を開きます

ロック解除が要求されたらロックを解除します。

保存されているパスワードの一覧がずらっと表示されるので、「検索」欄に「twitter.com」と入力します。

すると「twitter.com」のアカウントが表示されるので、ログインしようとしていたアカウントをタップします。

詳細画面が開き、「ユーザー名」や「パスワード」欄の下に「確認コード」が表示されれば、それが今回の「認証コード」です

「確認コード」のすぐ右に表示される6桁のコードを、「コードを入力」のところに入力して、ログインできるかどうかを確認してみてください。

なお、「このコードは今から○○秒間有効です」と表示される通り、表示されている確認コードはしばらくすると新しいものに切り替わってしまうため、注意してください。残り時間が少ない場合は、確認コードが新しいものに切り替わるのを待ってから、入力し直してみてください。

どうしても認証コードが分からない・認証アプリが見つからない場合

こうして確認してみても認証コードが分からない場合には、以下のヘルプも参考に、一時的に2要素認証をオフにする方法(ヘルプ内には「2要素認証は前の端末やログイン中のX.comからでもオフにできます」との記載あり)や、サポートに問い合わせる方法の利用を検討してみてください。

有効なバックアップコードが手元になく、既にアカウントからログアウトしている場合は、サポートチームにお問い合わせください。
引用元

付録:英語設定の場合

英語設定で利用している場合は、次の表示となります:

Enter your verification code
Use your code generator app to generate a code and enter it below.

[Enter code]
[Choose a different verification method]
[Contact X Support]

コメント(0)

新しいコメントを投稿