【LINE】「T119」エラーで突然通話が切れる原因や対策(2024年3月23日更新/VOOMを開くと切れる問題)

2024年3月18日現在、iPhone版LINEで通話している最中に、突然LINE通話が切れてしまい、その後次のT119エラーが表示される問題の発生するユーザーが多くなっています。

マイクに問題が発生したため、通話が終了しました。しばらくしてからもう一度お試しください。(T119)

このエラーコード「T119」エラーは、LINEのヘルプを検索してもページが用意されておらず、特別何かマイクに問題があるわけでもなく、「原因が分からない」と困ってしまいやすいエラーとなってしまっているようです。

しかしこの「T119」エラーは、何年も前から存在しているエラーコードであり、以前にも発生が急増したことがありました：

ただ今回は、そうした以前の発生急増とはまた別の特徴を持つ、新しいタイプの発生急増のように見受けられます。

なおこの現象が発生すると、LINE通話が正常に終了せず突然切れてしまったことから、相手側にも以下のようなエラーメッセージが表示される場合があります：

通話相手のマイクに問題が発生したため通話が終了しました。しばらくしてからおかけ直しください。(65)

相手側に表示されるこのエラーメッセージでも「マイクに問題が発生」とまでは指摘されているものの、それ以上の詳細は表示されません。

この問題は、iPhoneユーザーにおいて、3月6日頃より徐々に発生報告が増加し続けており、iOSやLINEアプリの何らかの不具合の影響ではないかと考えられます。

「iPhone本体のマイク部分の部品が故障してしまったのではないか」と思ってしまうかもしれませんが、一斉に多くのユーザーのマイクが故障するとは考えにくいため、ユーザーに共通する、ソフトウェア的な要素が原因となっていることが考えられます。

このT119エラーの発生が増加し始めた3月6日は、iOSの最新版であるiOS17.4がリリースされた日であり、そこからiOS17.4へアップデートするユーザーが増加するにつれて、T119エラーの発生報告自体も増加しています。

そうしたタイミングや傾向などの特徴からは、iOS17.4に関連する不具合が原因であり、その影響を受けるユーザーが現在増加し続けていることなどが考えられます。

根本的な対策としては、iOS17.4や、LINEアプリ側の修正アップデートを待つこととなりそうです。

それぞれの修正アップデートが提供された際に、最新版へのアップデートを行うことを検討してみてください。

発生しにくい使い方をする対策

また、このエラーが発生する場合の特徴として、LINEの通話を開始した際に表示される通話画面を最小化（折りたたんで小さく）して、VOOMタブやニュースタブなど、他の画面に切り替えているうちに発生するケースが多い、という傾向があるようです。

一方で、あまり画面を切り替えない（通話画面のまま通話する、または、トーク画面までにとどめ、LINEの様々な機能は通話中使用しない）場合には、エラーが発生しないまま、通話を続けやすい、という特徴があるため、修正されるまでの対策として、通話中のLINEアプリの操作を最小限にする（画面をあまり切り替えないなど）ことを試してみてください。

T119エラーが発生してしまう場合でも、その通話中のLINEアプリの使い方によって、発生したり発生しなかったりがあるようなので（ただし原因となる操作とエラー発生の間にはタイムラグがあるようにも見えるため、原因は特定しにくい傾向がありそうです）、そうした通話中の操作に注目してみてください。

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