【X】「Grokをオフにする方法は？」(学習利用を許可しない設定方法)について

「Grok」とは、「X」（旧Twitter）に最近搭載された「チャットAI」です。

チャットAIでここ最近話題となっている「ChatGPT」に近いもので、質問を文章で送信すると、それに対する返信を行ってくれます。

そんな「Grok」は現在、Xの有料版ユーザーにのみ提供されています。

そのため、大半を占めるXの無料版ユーザーは、Grokを使っていない状態です。

しかし、そうであっても「Grokをオフにする」と呼ばれる手順が行われることがあります。

それは、その「オフにする」という対象が、「Grok」というチャットAIをオフにする、という設定ではなく、「Grok」というチャットAIが学習するのに使用するデータとして、自身の投稿などのデータを利用することを許可しないことを意味するためです。

Grokを使用できない無料ユーザーであっても、自身の投稿などのデータはGrokの学習対象データとなりうるため、拒否する設定を行うことが可能です（デフォルトでは「オン（許可）」）。

そしてその拒否する設定が、「Grokをオフにする」と呼ばれる場合があります。

その学習を許可しない設定は、以下の手順で変更することが可能です（アプリ版の例）。

ホーム画面を開いたら、画面左上のユーザーのアイコンをタップします。

するとサイドメニューが開くので、「設定とサポート」内にある「設定とプライバシー」を開きます。

次に、「プライバシーと安全」をタップします。

すると、様々な設定項目が表示されるので、下の方にある、「Grok」をタップします。

この「Grok」の項目には、以下のような英語の説明文が表示されます（2024年8月4日現在）：

Grok
Allow your posts as well as your interactions, inputs, and results with Grok to be used for training and fine-tuning.

「Grok」をタップすると、「Allow your posts as well as your interactions, inputs, and results with Grok to be used for training and fine-tuning.」という長い名称の設定項目が表示されるので、これをタップして、「オフ」に変更します。

Allow your posts as well as your interactions, inputs, and results with Grok to be used for training and fine-tuning.

To continuously improve your experience, we may utilize your X posts as well as your user interactions, inputs and results with Grok for training and fine-tuning purposes. This also means that your interactions, inputs, and results may also be shared with our service provider xAI for these purposes. [詳細はこちら]

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