LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

LINE公式・厚生労働省から突然「新型コロナ対策のための全国調査」が届いたのは本物?偽物?詐欺?について

LINE (1601)

2020年4月5日、第2回「新型コロナ対策のための全国調査」の配信が開始されています。調査の主な目的などについてはこちらも参考にしてみてください。

2020年3月31日午前10時過ぎ頃より、「LINE」公式アカウントより、第1回「新型コロナ対策のための全国調査」という厚生労働省のロゴ付きのトークが突然届くユーザーが急増しています。

LINE公式アカウントからは、普段あまりトークが届くことが多くなく、LINEサービスに関する重要なお知らせの配信が中心であったため、突然普段と違う内容のトークが届いたことで、「偽物ではないのか」「また何かの詐欺なのではないか」「調査に答えても大丈夫なのか」「リンクを開いても大丈夫なのか」などと不審に思ってしまったユーザー向けに今回は、このトークが本物なのかどうか等について紹介します。

「新型コロナ対策のための全国調査」がLINEから届いた

現在、多くのユーザーに配信されているのが次の内容のトークです。

第1回「新型コロナ対策のための全国調査」

この調査は、厚生労働省の新型コロナ対策に協力するため、LINE株式会社が実施しています。みなさまの今の体調をお聞きし、「感染拡大の状況を正しく把握し、私たちの生活を守ること」を目的に実施します。ご協力をお願いいたします。

[この調査について]

Q. 現在の体調について教えてください
[普段通り]
[37.5度以上の発熱]
[のどの痛みや、強いだるさ]
[せきがある]
[それ以外の不調あり]
...

このトークが届いたことで、「厚生労働省からLINEが来た」などの声が急増しています。

本物からトーク配信中

実は現在、本物のLINE運営の公式アカウント「LINE」より、この内容のトークが配信されています

このトークの内容自体は本物であり、調査に答えることで、厚生労働省の新型コロナ対策に協力することが可能です。

この調査は本日3月31日に第1回が行われ、回答期限は4月1日までとなっており、第2回も4月5日に実施される予定となっています。

LINE・厚生労働省公式ページでも関連情報が告知

LINE株式会社の公式ページでは、次のページで今回の試みについて、次のように紹介されています:

厚生労働省と3月30日(月)に締結した「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定」に基づく同省への情報提供を目的として、3月31日(火)にコミュニケーションアプリ「LINE」で第1回「新型コロナ対策のための全国調査」を実施いたしますので、お知らせいたします。

引用元

また、厚生労働省の公式サイトでも、報道発表資料にて、次の案内が出されています:

   本日、厚生労働省は、クラスター対策を迅速かつ効果的に実施し、クラスターの発生を封じ込めること等により、新型コロナウイルス拡大を防止する取組を進めるため、LINEと「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定」(以下「協定」)を締結しました。

引用元

事前に予告も

昨日の段階で、LINEのトーク一覧画面上部に今回の調査が行われることの告知表示が行われたり、もうひとつのLINE運営公式のアカウント「LINEチーム」からも告知が行われていました。

偽物との見分け方

しかし、偽物のLINEアカウントが、似たようなメッセージ送信してくる可能性もあるため、本当に本物から届いたLINEなのかを見分けることが大切です。

本物のLINEアカウントは、緑色の盾マーク(バッジ)が付いていて、そこの隣に「LINE」と書かれていることが特徴なので、その通りの表示になっていることを確認するようにしてください。着せかえを利用していても、この色はグレーや青色などではなく、緑色のこのデザインとなるため、紛らわしい表示を見て勘違いしてしまわないように注意してください。

LINEの調査の詳細について

LINEが実施する今回の調査の背景等については、こちらのリンク先を確認するようにしてみてください。

類似のLINEアカウントからの配信

2018年7月に大雨の被害が発生した際にも「LINE」アカウントから「安否確認」トークが配信されたことがありました:

最近では、2019年10月に被害が発生した台風19号についても、「LINE」アカウントから「安否確認」のトークが配信されています:

過去にあったこれらのトークは少し性質が似ているものの、アンケート/調査というタイプではなく、タイムラインに自分の安否情報を投稿することを促すためのトーク配信でした。

今回はタイムライン機能の利用を促すものではなく、調査が目的となっている点が異なります。

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