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2020年4月20日、新型コロナウイルスに対する給付金10万円(特別定額給付金、仮称)の申請方法として、「郵送」のほかに、「オンライン」手続きが可能であることが発表され、話題となっています。
この「オンラインで申請できる」という話とともに「ネット申請できるのはマイナンバーカードを持っている人だけ」といった話を聞きはしたものの、結局「給付金の申請はどのサイトからできるの?」「給付金申請はどこでできるの?」といったところがよく分からないままになってしまうケースがあるようです。
そこで今回は、新型コロナウイルスに対する給付金10万円を申請できるサイトはどこなのか、どうしてマイナンバーカードが必要なのか、などについて紹介します。
目次
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給付金申請をオンラインでできるサイト
給付金の申請をオンラインでできるのは、政府が運営している「マイナポータル」です。
「マイナポータル」自体は以前から存在しているサービスで、給付金申請以外のことを様々行うことができ、今回そのマイナポータルに対して、給付金申請できる機能が追加されます。
マイナポータルの利用にマイナンバーカードが必要
この「マイナポータル」は、「マイナンバー」や「マイナンバー」の導入の流れで設けられたサービスであり、その利用可能なサービスの重要性から、基本的にマイナンバーカードが発行されているユーザーしか利用することができないようになっています。
今回給付金のオンライン申請がこの「マイナポータル」で行われるため、「給付金のオンライン申請にマイナンバーの発行が必要」となっているわけです。
対応スマートフォンかICカードリーダーが必要
また、マイナンバーカードがあったとしても、マイナンバーカードだけでは利用することができず、マイナンバーカードのICチップ(電子証明書)を読み取れる機器が必要です。
過去こういったケースでは、パソコンとICカードリーダーを用意する必要がありましたが、現在はICカードリーダーがなくとも、ICカードの読み取りに対応しているAndroidスマートフォンや、同じくICカードの読み取りに対応しているiPhone(iPhone 7以降)があれば、マイナポータルの利用に必要なマイナンバーカードの読み取りを行うことが可能です。
ただし、パソコンに接続するタイプのICカードリーダーや、対応iPhone/スマートフォン対応端末を一切持っていない場合は、それらのICカードを読み取る手段を入手しない限り、マイナポータルを利用することができず、申請することもできないため、注意が必要です。
現時点ではまだ利用できない(申請開始日も未確定)
4月20日時点で、受付開始日に関しては次の通り案内されている状況にすぎず、マイナポータルへログインしても、まだ給付金の申請作業を行うことはできず、いつから利用可能になるのかも、具体的な日付は分かっていない状態です。
市区町村において決定(緊急経済対策の趣旨を踏まえ、可能な限り迅速な支給開始を目指すものとする)
(引用元)
現時点でここから急な変更がない限り、オンライン申請がマイナポータルで受付開始されるはずであるため、マイナンバーカードが未発行の場合はマイナンバーカードの発行手続きを行っておいたり、マイナポータルの利用開始手続きがまだ完了していない場合は、マイナポータルのログインを試してみて、受付開始後スムーズに手続きを進められるようにしておくとよいかと思います。
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