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2021年12月18日現在、Windows 11ユーザーの間で、Windows Updateを行ったところ「更新が失敗しました」と表示されてしまい、「2021-12 .NET 6.0.1 Security Update for x64 Client (KB5009191)」のアップデートに対して「インストールエラー - 0x80070643」エラーが発生している、という状況になってしまうユーザーが発生しています。
このエラーの発生や、対策として用いられている方法などについて紹介します。
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Windows Updateが失敗する
Windows 11 PCから「Windows Update」を実行したところ、次のエラーメッセージが表示されて更新に失敗してしまう、というユーザーが増えています。
2021-12 .NET 6.0.1 Security Update for x64 Client (KB5009191)
このアップデートが、Windows 11にインストールされている .NET 6.0 に対するセキュリティアップデートであるということは分かるものの、「0x80070643」というエラーコードに対する詳細説明は特に表示されません。
現在よく利用されている対策
このKB5009191に対する0x80070643エラーは、日本に限らず、海外でも発生しています。
そしてこの問題に対して、Windows Updateからのインストールに失敗した .NET 6.0 の最新版を、直接.NET 6.0公式サイトからダウンロードして手動インストールしたところ問題が解決した、との報告が増えています。
次のページは、.NET 6.0のアップデート内容を紹介しているMicrosoftのブログページで、そのコメントに、問題の発生や解決についての言及が寄せられています。
そしてこの問題に関しては.NETの開発者側でも把握されており、不具合(issue)として登録されています:
Windows 11でのWindows Updateでエラーが発生していることが説明されていると同時に、そこでも現在利用可能な回避策(workaround)として、.NET 6.0.101 x64 SDKのダウンロードページ(リンク先で「.NET 6.0.101 x64 SDK download site」と書かれたリンクをクリックするとダウンロードが開始されます)からの手動インストール後、改めてWindows Updateを確認してみる、という方法が紹介されています。
対策・対処について
そのため、現在できる対策としては、この手動インストールを行う方法を実施するか、難しくてよく分からない、という場合には、現在もこの問題への対応は続いている状態であるため、ここでの回避策は実施せずに、問題が解消されるのをしばらく待つ、などの対応を検討してみてください。
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