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iOS16へのアップデート後にSafariを利用してパスワードの設定を行うウェブサイトにアクセスしてパスワードを入力しようとした際に、Safari全体がフリーズしてしまい操作できなくなってしまう問題が発生する場合があります。
この現象の特徴や対策(回避策)などに関する情報を紹介します。
※iPhone 12 Pro Max + iOS 16.0の環境で発生を確認。
目次
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パスワード設定画面でフリーズする・強制終了する
iOS16へのアップデート後にSafariでアクセスしたウェブサイト上で新たにパスワードを設定しようとしたり、パスワードを変更しようとしたりした際に、パスワードの入力・編集ができずにSafariアプリ全体がフリーズしてしまい、そのまま待っていると強制終了してしまう問題が発生する場合があるようです。
Safariでパスワード自動生成を利用した後に編集しようとすると発生
より具体的には、Safariのパスワードを自動生成する機能を利用した後にこのフリーズが発生する模様です。
Safariでパスワードの自動生成機能が動作すると、「このWebサイト用に強力なパスワードが生成されました」と表示されます。
この状態からパスワードを編集しようとしてパスワード入力欄をタップすると、そこでSafariがフリーズしてしまい、パスワードを編集できません。
この問題を回避しようと、「このWebサイト用に強力なパスワードが生成されました」表示で「強力なパスワードを使用」をタップしてからパスワード入力欄をタップしたり、「その他のオプション...」から「独自のパスワードを編集」や「強力なパスワードを編集」を選択した後にパスワード入力欄をタップしたりしても同様に、パスワード入力欄をタップするとフリーズしてしまうようです。
対策(回避策)について
通常のSafariの機能の利用時にこの問題が発生してしまうため、根本的な対策としては、iOS16/Safariのアップデート等、開発元側の対応が必要と思われます。
ただしパスワードの設定や変更を行う必要がある場合でこのフリーズする問題が発生してしまう場合には、いくつかの回避策が利用できます。
回避策1
パスワードの自動生成が行われた後の選択肢からはなかなか回避が難しいようなのですが、現時点で確認することができた回避策としては、一時的に自動生成を無効化するという方法があります。
ただし自動生成を直接オフにする設定はSafariに用意されていない模様で、一時的に「パスワードの自動入力」の設定を無効化します(これに伴って、パスワードの自動生成も無効化される)。
パスワード入力を行う前のタイミングで、iPhoneの「設定」アプリを開き、多数表示される設定項目の中から「パスワード」を開きます。
そして、「パスワードオプション」をタップします。
すると「パスワードオプション」画面が開くので、「パスワードを自動入力」を「オフ」に変更します。
そうしてからSafariに切り替えてパスワードを入力して保存やアカウント作成を行った上で、また「パスワードを自動入力」をオフに戻す、という操作を行ってみてください。
回避策2
Safariの自動生成でSafariがフリーズする、という問題のため、別のブラウザとしてChromeを利用してウェブサイトにアクセスした場合には、フリーズせずにパスワード入力を行うことが可能です。
追記:iOS16.1アップデートにて修正
その後、10月25日にリリースされたiOS16.1アップデートにて、この問題が修正されていることが分かりました。
iOS16.1へのアップデートを検討してみてください。
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